◆エルムS追い切り(5日・函館競馬場

 少しだけ闘争心を呼び起こした。第31回エルムS・G3(8日、札幌)に出走するウェイワードアクトは舟山が手綱を執り、函館競馬場のダートコースで内からイトシサ(3歳未勝利)を1馬身追走。

前を追いかける形でも楽に折り合い、滑らかな身のこなしで馬体をぴったりと並べると、4ハロン56秒5―12秒4でフィニッシュした。

 「もう少しバランスが良くなればと思いますが、動きは悪くないですし、併せた雰囲気はすごく良かった」と舟山は評価。前走のマリーンSは、ほぼ持ったままで3馬身半差の圧勝。しかし、田中博調教師にとっては驚くべき内容ではなかった。「去年ぐらいからコース適性はあるのかなと思っていました」とここを早い段階から意識。しかも、自ら最高の追い風を吹かせた状態で目標へたどり着いた。

 前走は逃げ切る形だったが、戦法にこだわりはない。「気持ちよく逃げてもいいし、番手や馬群でも操縦性の高い馬です」と舟山は厚い信頼。迷いないエスコートで、人馬ともに初のタイトルへ突き進む。(山本 武志)

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