スピードスケートで日本女子最多となる通算10個の五輪メダルを獲得した高木美帆さんが4日、首相官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席した。スピードスケート界では初の受賞。

国民栄誉賞は1977年に創設され、野球の本塁打世界記録を達成した王貞治さんや、歌手の美空ひばりさんらが受賞し、2023年3月の車いすテニス男子の国枝慎吾さん以来、29例目となる。

 高木さんは授与式にネイビーのワンピースで出席した。「名誉ある賞をいただけるということで、日本のブランドの服を身につけたかった」と2010年に日本で創業された「マメクロゴウチ」の服を身にまとった。いくつか候補がある中で一着を選んだ決め手は「一番すらっと見えるから」とおどけたが大人の女性らしいワンピースを着こなした。

 授与式は厳かな雰囲気で行われ、緊張した面持ちだった高木さん。そんな中でも「袖を通しても気持ちのあり方が、重みはあるけど軽やかな気持ちになれた。自分がしゃんと立てそうな気持ちになれた。すてきな服に巡り会えてよかった」と感謝した。

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