NHK大阪放送局は7日、今秋スタートのNHK朝の連続テレビ小説「ブラッサム」のポスタービジュアルを公開した。デザインを矢後直規(やご・なおのり)氏、撮影を石田真澄氏が担当し、ヘアメイクデザイン・メイクは「ブラッサム」で人物デザイン監修を務めるUDA氏が手がけた。

また、タイトル映像の監督は奥山大史氏、ドラマの「語り」は同局の三條雅幸アナウンサーが務めることも決定した。

 矢後氏は1986年静岡県生まれ。2008年武蔵野美大視覚伝達デザイン学科卒。広告代理店勤務を経て独立。百貨店の広告から、航空会社のブランドデザイン、企業ロゴ、CDジャケットなど、幅広いアートディレクションを手掛けている。20年には自身の大規模個展を開催し、作品集として「婆娑羅」を発表。ドイツや中国などの海外誌で特集され、国内外問わず活躍している。東京ADC賞、JAGDA新人賞、その他数多くの賞を受賞。

 【矢後直規氏コメント】

 「あの時はずっと雨が降っていて、前日の下見では思っていたよりも寒く、まだ春が来る少し手前なのではないかと、みんなが感じていました。撮影当日も曇り空で、晴れを期待しながらも、この天候だからこそ成立する写真を頭のどこかで考えていた気がします。

 ところが撮影が始まると、雲が太陽を避けるように流れ、今まで体験したことのない不思議な『晴れ』が訪れました。景色はやわらかく明るくなり、桜や草木が季節の訪れを教えてくれているようで、まるで春が始まる瞬間に立ち会ったようでした。

 このポスタービジュアルには、その春の始まりが映っていて、桜を見上げる石橋(静河=葉野珠役)さんの瞳には、その少し先の春が映っていました。それはまさに、葉野珠の人生が静かに動き始める、物語のスタートにふさわしい一枚になったと思います」

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