2月のミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー・スロープスタイル女子代表で6月に現役引退した近藤心音さんが24日、自身のインスタグラムで五輪期間中に選手や関係者からいじめ、嫌がらせを受けていたことを告発した問題で、全日本スキー・スノーボード連盟は同日、ハラスメントやコンプライアンス違反に関する通報・相談窓口を設置しているとした上で「窓口などを利用して問題が出てきた場合には、対応していく」とした。

 近藤さんは自身のインスタグラムで、世界選手権や五輪の棄権の際に受けた誹謗中傷が一部、友人だと思っていた選手、コーチ、トレーナーからであったことや、五輪期間中にチームの帯同トレーナーからパワハラを受けていたことを告発。

五輪後に引退を決断した理由として、五輪を欠場する要因となった膝の負傷とともに「こんなチームじゃなければここまで修復不可能なほどに深く深く傷つくことはなかっただろうと思います。ここに居たら、この場所に身を置き続けたら、心が死ぬと思いました。だから離れました。離れるしか選択肢がありませんでした」とつづっていた。

 近藤さんは、投稿の中で「助けて欲しくてSOSを出し続けていました」とし「それでも私の訴えは聞いてもらえず、いじめた側の選手、パワハラをした側のトレーナーを守る決断をとられました」と投稿。同連盟によると、通報・相談窓口に問い合わせはなかったという。日本連盟は17年5月、連盟内部の通報相談窓口と外部の第一芙蓉法律事務所への窓口設置を公表している。

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