ロックバンド「SOPHIA」のボーカル・松岡充が1日、東京・渋谷区の新国立劇場で主演ミュージカル「SHOWMAN~4番目の影武者」(1~13日、同所)の取材会を行い、意気込みを語った。

 第7回韓国ミュージカルアワーズで大賞、脚本賞、主演男優賞の三冠を受賞した話題作が日本に上陸。

独裁者の“4番目の影武者”として生きた過去を持つ老人・ネブラ(松岡)と、過去の傷を抱えながら生きる女性・スア(潤花)の交流を通して普遍的なテーマを問いかける物語となっている。

 開幕を迎えた松岡だったが、「今の時点で冷静に自分を分析できないほどいっぱいいっぱいでございます」と苦笑い。「今まで経験してきた(作品の)中でも本当に特殊な作品に出会わせていただいている感覚。一番ライブ感が強いというか、舞台上でどう転ぶかわからないって感覚で挑まないと、作品の目指すところに到達しないところが楽しみでドキドキしている」と期待を募らせた。

 SOPHIAは7月から全国ツアー中で、今月22日にも東京公演を終えたばかり。「あまりにも稽古時間がなくて、僕史上一番稽古時間がなかった。初の通し(稽古)も台本を持たないと進まない。構成が分かっていなかった。現場によっては舌打ちが聞こえてきてもおかしくないけど、皆さんがが温かく見守ってくれる」と共演者に感謝した。

 ツアー名の「We Believe ALIVE」と今作に共通点を感じており、「人生ってあっという間に過ぎていって、迷いながらみんな生きてる。だけど、よく考えると今生きていることが全てじゃない?っていう。そこが共通していたので舞台をやることができましたし、ツアーの延長でした。

ネブラでソフィアのステージも立ってましたし、SOPHIA・松岡でこっちのステージも立っている」とうなずいた。

 現在、55歳の松岡だが、作中では70代の役に初挑戦。「ネブラになっている自分を鏡で見ると、意外といけるんじゃないかなと思う。最近、柴田恭兵さんと仲良くさせてもらっていて、70代半ばなんですけど、全然老いを感じない。僕の中のネブラのイメージは柴田さんです」と告白。「客席と一緒に作る関係性はライブと近い。生きているということを自分に投影して、考えながら見る作品」とアピールした。

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