将棋の藤井聡太王位=竜王、名人、棋聖、棋王、王将=に、伊藤匠二冠=叡王、王座=が挑戦する第67期王位戦七番勝負第6局が8日、神奈川・秦野市の「元湯陣屋」で前日から指し継がれ、後手の藤井が140手で勝利。シリーズ4勝2敗として棋戦7連覇を達成した。

獲得期数も7として、やはり7連覇中&通算7期の棋聖戦と並ぶ自己最多のタイトル戦連覇数&獲得期数となった。王位戦を防衛したことで、六冠も維持した。

 69手目で先手・伊藤が飛車取りの銀を7筋に打った。しかし藤井は構わず4筋の歩を突き、72手目でと金をつくった。そこからは形勢不明の激しい寄せ合い。藤井は110手目、伊藤も111手で持ち時間を使い切って1分将棋となったが、最後は寄せ切った。藤井は「全体的には押さえ込まれて苦しい形。終盤は急所がつかめないままという感じで、全体的に難しい将棋だったかなと感じています」と本局を振り返った。

 “自己最多タイ”のタイトル戦7連覇&7期獲得。「本局もそうですが、終盤まで見通せない勝利が多くあって、非常に難解な将棋が多かったと思います。少なくともそういう将棋を指すことができて、得るものが多かったと感じています」と自身のさらなる成長を感じたようだ。

 藤井の次のタイトル戦は10月9日に開幕する第39期竜王戦七番勝負。

服部慎一郎七段の挑戦を受ける。

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