28日にスタートしたNHK連続テレビ小説「ブラッサム」(石橋静河主演、月~土曜・前8時)で主人公の秘書を演じる女優の松たか子が、このほど東京・渋谷の同局で取材会を行い、初の朝ドラ出演へ意気込みを語った。

 1993年のデビュー以来、朝ドラに抱いていたイメージを聞かれ「朝の爽やかな画面じゃないんだろうな」とぶっちゃけて笑わせた。

これまで大河ドラマだけでなく、歌手としても紅白歌合戦に3度出場。朝ドラについては、2017年後期に放送された「わろてんか」の主題歌「明日はどこから」で作詞作曲と歌唱を担当したが、出演は意外にも今作が初めてだ。「初めて出演することがかなって、思いもしなかった。いろいろなタイミングや巡り合わせだった。無理やり出られるものでもないし、(出演オファーがないことは)しょうがないと思って今まできていたのでビックリしました」と振り返った。

 主人公・石橋の人柄については「緊張もするけど、本当ははじけたくてキャッキャしたい人。のびのびした自然児みたいなところがある」と評した。一方で、今作での演技については「静河ちゃんを邪魔したくない」と何度も繰り返した。その理由は、公開中の映画「ナギダイアリー」でも共演した石橋に余計な色を付けたくないという配慮から。「私には想像もできない悩みを抱えながら進んでいると思う。強く美しくなった彼女と向き合えると思うと楽しみでいっぱいです」と、本心では喜んでいる。

 奔放な恋愛で知られた宇野千代さんをモデルにした本作について、「チャレンジングな朝ドラ」と捉えている。

松が秘書として仕える晩年の主人公・加賀まりことは20年以上ぶりの共演。「率直な意見(を相手に告げる)とかチャーミングなところは変わらない。正直に話さないといけない人。うまいこと言っても見透かされちゃいそうな感じ。大先輩ではあるけど勉強熱心で、見習わないといけないところがたくさんある」と吸収するつもりだ。

 桜を思わせるタイトルについては親しみを感じている。歌手としてのデビュー曲だった「明日、春が来たら」(97年)などを振り返り「初めて出した曲も春の歌だった。私は梅雨(6月10日)の生まれなんですけど、春のイメージを持たれている。自分にとっては不思議な縁のある季節」とほほ笑んだ。

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