大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。
 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。


いまだ健在な“セクハラおじさん”

「今、お部屋の下にいますよ」解雇された“セクハラおじさん”も...の画像はこちら >>
 2026年8月、大和市の男性職員が、部下の職員に対して複数年にわたり勤務時間中の身体的接触といったセクハラ行為を繰り返していたとして、懲戒免職処分に追い込まれました。

 これ、令和の時代においては「当たり前の厳罰」ですが、「ちょっとしたコミュニケーションのつもりだった」「昔はこれくらい許された」と本気で思っている“昭和の化石のようなおじさん”はいまだ健在です。

「乾杯おっぱーい」は、全然笑えないけれどまだ可愛い方。誰にも叱ってもらえない、誰にも注意してもらえない環境で、そのまま年齢を重ねたおじさんはもっとヒドイです。こういうおじさんは、私がライターとしてお世話になっているお取引先に多く、フリーランスの仕事をはじめた当初はやや悩まされました。

 しかし、大和市職員の事例を見てもわかる通り、セクハラは「一時の感情」の代償としてはあまりにも大きすぎます。

 そこで今回はセクハラおじさんの奇行を紹介し、本当のビジネスエリートが徹底している「セクハラ防衛策」について解説します。

筆者が遭遇した「セクハラおじさん」のヤバすぎる奇行5選

 フリーランスのライターという立場をナメているのか、距離感を完全に見誤ったセクハラおじさんたちの行動は、もはやホラーの領域です。

1.ただの会食を「デート」扱い

 私のようなフリーの、しかも売れていない、仕事に困っているライターの場合ですと、特にナメられやすいです。取引先のジジイが「みんな来れなくなったから」「2人きりになるけどいいかな」と複数人で予定していた食事を直前でキャンセルし、2人きりの会食に変更するなんていうことは全然珍しくないです。

 もちろん食後は「今日は僕と朝まで一緒にいてくれますよね」と変な悪あがきがはじまります。

 さらに、仕事の進捗確認のための食事だったはずが、後日LINEで「昨日は楽しいデートをありがとう」「次のデートも楽しみにしてるよ」と送ってくる地獄。

2.お中元・お歳暮を「自宅の部屋まで持ってきて」と要求

 日頃のお礼に、とお中元やお歳暮をお送りしたり、直接オフィスまで持って行ったりすることはよくあるのですが、どうしてか「自宅の部屋まで持ってきてほしい」「部屋まで来てくれるなら受け取るよ(笑)」と変なこだわりを見せるおじさんも……。

 その年から彼への贈り物はやめました。


3.「下着姿の写真を撮影したい」など突拍子もないリクエスト

 これも私のようなフリーの、しかも売れていない、仕事に困っているライターをしていると割とよくあることなのですが、取引先のジジイから突拍子もないリクエストを受けることがあります。

 例えば、「下着姿の写真を撮りたい」「7,000円あげるから」「それか新しい下着がいい?サイズはボクが計ってあげます」「いいお小遣い稼ぎにはなると思うのですが……」など。

 いくら37歳肥満体型の下着姿とはいえ7,000円では売れません。いえ、いくらなら良いよとかそういう話ではそもそもない。70,000円ならちょっと考えたかもだけど。

しつこく誘ってくるセクハラおじさんも…

「今、お部屋の下にいますよ」解雇された“セクハラおじさん”も…銀座ホステスが遭遇した「ヤバすぎる奇行5選」
大阪・北新地のキャバクラ、クラブなどを経て、現在は東京・銀座のクラブに勤務している筆者・みずえちゃん
 4.しつこいお誘い

「次のデートも楽しみにしてるよ」のおじさんと同じおじさんの話なのですが、その後さらに……

「いつにする?」
「来週ならあいているのですが」
「なかなかかまってあげられていなくて申し訳ない」
「9月からは本格的に忙しいので会いたいなら今週がいいかと」


 と、連日LINEがしつこい。

 ある日、夜23時に「今何してますか?」とおじさんからLINEがあったので、「明日早いのでもう休みます」と、先回りして「お断り」をお伝えしたところ……

「別に誘ってませんから大丈夫です」
「そうやって警戒されると傷つきます」


 と返信があり、iPhoneをへし折りそうになりました。

「今、お部屋の下にいますよ」と連絡が…

5.まさかの「近所に引っ越してくる」

 仕事を請け負うにあたって提出した身分証明書のコピーから、私の自宅マンションを探し出し……

「今、お部屋の下にいますよ」
「駅前のスーパーに行けば偶然会えたりするかな」
「今日はご自宅の近所のドトールで仕事してますよ」


 と、LINEで怖すぎる報告をしてくれたおじさんも。現在は転居し、彼からの仕事は一切請け負っていないので、心配してくれている優しい読者の皆さんはどうかご安心ください。

「失職するおじさん」と「本物のビジネスエリート」の決定的な違い

「今、お部屋の下にいますよ」解雇された“セクハラおじさん”も…銀座ホステスが遭遇した「ヤバすぎる奇行5選」
※画像は生成AIによるイメージです
 一方で、年収数千万円を稼ぎ出す外資系トップや大企業の幹部といった「本当のビジネスエリート」たちは、セクハラで身を滅ぼすリスクを誰よりも恐れています。彼らは自身のキャリアと立場を守るため、徹底した「セクハラ防衛策」を実践しているのです。そのスマートなリスク管理術を紹介します。

1.「2人きりの空間」を徹底的に排除する

 エリートは、女性の部下や取引先の担当者とサシで飲むことはまずありません。会食の際は必ず他に1~2人の同席者を入れます。

 万が一、2人きりで話す必要がある場合は、オープンスペースのカフェや、ガラス張りの会議室を選びます。
彼らは「セクハラをしない」のは当然として、「セクハラを疑われる状況すら作らない」のです。

2.業務外の連絡はすべて「オープンなグループチャット」で行う

 個人のLINEで「次のデートも楽しみにしてるよ」と送るなどは論外。エリートたちは、連絡をすべてSlackやTeamsなどのビジネスツール、または複数人が入っているグループLINEで行います。

 プライベートなツールでの1対1のやり取りを避けることで、「公私の境界線」を明確にし、言動が常に第三者の目に触れる状態(ログが残る状態)を自ら作り出します。

一切プライベートに踏み込まない

3.相手のプライベート(住所・恋愛)には「1ミリも踏み込まない」

 エリートの会話は、徹底して「仕事の能力」や「プロジェクトの進行」に終始します。相手がどこに住んでいるのか、恋人がいるのかといったプライベートな領域には、親切心であっても踏み込みません。

 もちろん、「自宅の部屋に持ってきて」などという、プライベート空間への侵入を試みるような発言はリスクの塊でしかないため、100%あり得ません。

4.褒める時は「外見」ではなく「仕事の成果やセンス」

 昭和のおじさんは「今日も綺麗だね」「スタイルいいね」と外見を褒めがちですが、これは令和のビジネスでは一発アウトの可能性があります。

 エリートたちが褒めるのは、常に「その人が出した成果」や「仕事に対する姿勢、スキルの高さ」です。人格や能力を尊重するスタンスが徹底しています。

自分の立場を守れない男は、ビジネスの戦場から退場する

「今、お部屋の下にいますよ」解雇された“セクハラおじさん”も…銀座ホステスが遭遇した「ヤバすぎる奇行5選」
※画像は生成AIによるイメージです
 今回はセクハラおじさんの奇行を紹介し、本当のビジネスエリートが徹底している「セクハラ防衛策」について解説しました。

 実は後日談がありまして、数々の奇行に走ったこの取引先のセクハラおじさんですが、セクハラが直接の引き金ではないものの、最終的にさまざまな問題が芋づる式に発覚して会社を「解雇」されました。

 この結末を耳にしたとき、私は深く納得しました。
男女関係において距離感を見誤り、相手の嫌がることを平気でできるような人間は、例外なく仕事の進め方やコンプライアンスに対する意識など、あらゆる面において「ガサツ」なんですよね。

 昭和の化石おじさんたちは、「これくらい大丈夫」という甘えから、自爆し、表舞台から強制退場させられます。一方で、本当のエリートは、時代に合わせた「適切な距離感」という名の防衛策を身にまとっているからこそ、その地位を維持し続けられるのです。

 もう令和8年です。セクハラおじさんもいい加減アップデートしましょう。

文/みずえちゃん

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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