2019年もあとわずか。スポーツ報知ではコラム「見た」総集編として、各球団担当記者が今年を振り返り、とっておきのネタを掲載します。
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ソフトバンクの千賀は常に何かを吸収しようとしている。本拠地・ヤフオクDでも球団OBらからアドバイスを受けるシーンを見かけるが、球宴でもそうだった。試合前の練習中、オリックス・山本にカーブの握りを聞いた。投球の幅を広げるためだった。
今季は13勝8敗、防御率2・79。貯金5だったことに本人はV逸への責任を感じていたが、投球回が飛躍的に伸びたところに、エースとしての自覚の芽生えを感じる。17年に143回、18年は141回だった投球回が180回1/3のキャリアハイ。昨年までなら降板していた場面でも、志願して続投することも多かった。9月6日のロッテ戦(ヤフオクD)ではノーヒットノーランも達成。奪三振率(規定投球回以上)は11・33で、1998年にヤクルト・石井一久がマークした11・05のシーズン記録を更新した。
ただ、現状に満足せず「同じ速度帯のボールが多い」と言う。
「簡単に覚えられるとは思ってないけど、絶対に投げられるようになる」と眼光鋭く誓っていた。新たな勝負球になり得る“遅球”を手にすれば、千賀の投球は、さらにすごみを増す。(ソフトバンク担当・戸田 和彦)










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