日テレ系ドラマ「同期のサクラ」(水曜・後10時)に出演する高畑充希(27)と椎名桔平(55)が、18日の最終回を前に同時にクランクアップを迎えた。
同作は遊川和彦氏が脚本を手がけたオリジナルで、17年7月期の同局系「過保護のカホコ」の制作チームが再集結した作品。
椎名はサクラの元上司で花村建設の人事部長から副社長まで昇りつめた黒川森雄を演じた。
2人の最後の撮影は、花村建設内のエレベーター前のシーン。サクラの最後のセリフは、「重役専用のエレベーターなど作らず、社員全員が乗れるようにすればいいと思わないか?」という黒川の問いに対して、「思います」という短い言葉だった。
監督から花束を受け取った椎名は、「3か月間本当にお疲れ様でした。ちょこっとずつしか出ていない回もありましたが、これまでの“黒川”という人物を最終回において、最後に作り上げることが出来たのではないかと思っています。とてもいいチームに参加出来た喜びでいっぱいです。今夜はこの喜びを持ち帰って一杯やりたいと思います」とコメント。
また、高畑は「朝が早くて体力的にも本当に大変でした。途中何回か、絶対倒れるかと思ったのですが、ビックリするほど体が丈夫に生まれたみたいで、風邪をひくこともなく、最後まで乗り切れて本当に良かったです。大変ではありましたが現場の雰囲気も非常に良く、本当に恵まれた環境の中でお芝居が出来たことに大変感謝しております」と振り返った。
撮影を終えた高畑のもとにはサクラの同期・蓮太郎役の岡山天音(25)がサプライズで登場。
なお、撮影を終えた椎名が「皆さんのおかげで、立派な〇〇になれました」と語った〇〇の内容は、18日の最終回で明かされる。
◆第10話あらすじ
2020年3月。サクラ(高畑充希)は花村建設の副社長となった黒川(椎名桔平)の誘いの下、会社に復帰する。“力”があれば自分らしさを貫けるという黒川の理念に感化され仕事に没頭するサクラは、次第に同期からの悩み相談も疎ましく感じるようになる。自分を心配して集まった同期と衝突したサクラを待っていたのは、これまでに経験したことのないような仕事への高揚感と、本当の“孤独”だった。サクラと同期たちの激動の10年がついに完結。

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