視線入力作家の絵を使用した『MUN’S DOUGHNUT × s00u コラボ サーモタンブラー』発売
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北海道札幌市手稲区を中心にドーナツを製造・販売している「MUN'S DOUGHNUT(ムンズドーナツ)」は、視線入力を用いて作品を描く作家・s00uさんとコラボレーションしたサーモタンブラーを、オリジナルグッズ販売サイトSUZURIにて5月5日(日)より販売している。

コンセプトは“誰も排除されないお店をつくる”

「MUN'S DOUGHNUT」のコンセプトは、“誰も排除されないお店をつくる”。

コンセプトを実現するため、様々な背景を持つスタッフが店頭に立ち、接客をしている。良質な材料で丁寧にドーナツを作ること、スタッフ一人ひとりの接客により、店のロイヤリティを高めていくことを大切にしている。

視線入力アプリで作成した絵を使用

s00uさんとコラボレーションした商品は、『MUN'S DOUGHNUT × s00u コラボ サーモタンブラー』3,652円(税込)。島根大学総合理工学部のEyeMoTチームによるEyeMoTセンサリーのお絵かき機能により作成した作品を使用している。EyeMoTは、島根大学総合理工学部伊藤史人研究室が開発した、手足が不自由であっても主に視線入力で「できる！」を支援するアプリケーションだ。


カラーはシルバーとホワイトの2色。s00uさんが描く鮮やかな作品が「MUN'S DOUGHNUT」のロゴを彩り、気分を上げてくれる。このグッズと一緒に、「MUN'S DOUGHNUT」の“誰も排除されないお店をつくる”というコンセプトも持ち歩き、街中が誰にとっても居心地の良い場所になるようにとの思いが込められている。

アプリを使い視線の動きだけで絵を描く


s00uさんは、社会人4年目の21歳。生後8ヶ月で低酸素性虚血性脳症になり、知的・身体共に重度の障がいが残る。動かしやすい左手でスイッチを押して家電やおもちゃを動かしたり、iPadを楽しんでいる。走る車や電車を見るのも大好きだという。

絵は、これまで介助者が一緒に鉛筆を持って描いていたが、17歳の時に「EyeMoT」と出会い、自分の視線の動きだけで100%自分の力により絵を描けるようになった。現在は描いた絵を元に、バックやTシャツなどのオリジナルグッズを制作・販売している。また、昨年より「MUN'S DOUGHNUT」で得意なスイッチを活かし接客も担当している。

s00uさんは、「自分の得意なことを活かし一緒にお仕事し、喜びを分かち合える仲間ができ最高に幸せです！MUN'S DOUGHNUTさん、ありがとう！」とコメントしている。

『MUN'S DOUGHNUT × s00u コラボ サーモタンブラー』を手に入れて、街中が誰にとっても居心地の良い場所になることを願って持ち歩いてみては。

MUN'S DOUGHNUT 公式Instagram：https://www.instagram.com/muns_doughnut/
SUZURI 購入リンク：https://suzuri.jp/MUNSDOUGHNUT

(山本えり)

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