日ごとに日差しが春めき、道端の木々が少しずつ芽吹いてくる季節になりました。気温変化をチェックして毎日「今日はどの上着にしようか」とクローゼットの前で考えるのも、この時期ならではといえそうです。
SUUMOジャーナル2月の人気記事では、保護猫36匹を救った経験から生み出した究極の“猫ファースト”な家づくりや、パリの美術修復家が拾い物を調和させたセルフリノベの物語、そして最新の「住みたい街ランキング2026」の解説など、独自のこだわりを形にした住まいや、これからの暮らしの指針となるようなトピックに注目が集まりました。
2月の人気記事ランキングTOP10はこちら!
TOP10はこちらの記事となりました!
第1位:「猫を飼わない人は入居お断り」多頭飼い大歓迎! 保護猫36匹を救った不動産屋の“究極の猫ファースト”家づくりが話題 大阪「ねこ大家」
第2位:パリの美術修復家がセルフリノベした43平米アパルトマンが素敵すぎる! “道端で拾ったもの”で自作した「侘び寂び」空間 パリの暮らしとインテリア[21]
第3位:「SUUMO住みたい街ランキング2026」発表!23区北側“東京ノース”と千葉・茨城のコスパ優秀駅が支持される理由とは?
第4位:団地の怪「ベランダに焼きそばが!」空から食べ物が降ってくる珍事件! 犯人捜しより有効だった“管理組合の解決法”【ポンコツ理事長奮闘記7】
第5位:NYタイムズ選出「行くべき場所」富山市は、“なにもない日常”が究極すぎる街。きときとな魚に野菜、立山を望む街並み…当たり前レベルの高さに迫る
第6位:物価上昇と金利上昇のダブルパンチ!住宅ローン利用者のお悩みと返済プランの見直し策を徹底解説
第7位:一戸建ての修繕費用、30年で約1200万円も!マンションよりもメンテンナンス費用がかからないは間違い?長期的な修繕費用の積み立てが必要
第8位:変動金利型の金利上昇で【フラット35】の申請が増加!? 全期間固定型を選んだほうが良い?
第9位:【慶應義塾大学】一人暮らし賃貸の家賃相場ランキング2026年! 日吉&三田キャンパス周辺のクチコミ&オススメ情報
第10位:外国人留学生の“住まい探しの壁”、空き家シェアハウスで解決!累計23拠点、10年放置物件も満室に変えた京都「ハチノジ」の挑戦
※対象記事とランキング集計:2026年2月1日~2月28日に公開された記事のうち、PV数の多い順
猫36匹を救った「ねこ大家」の家づくり | パリの美術修復家が「拾い物」でつくる空間 | 2026年版「住みたい街」支持される東京ノース
第1位:「猫を飼わない人は入居お断り」多頭飼い大歓迎! 保護猫36匹を救った不動産屋の“究極の猫ファースト”家づくりが話題 大阪「ねこ大家」
(写真/香西ジュン)
1位は、「猫を飼わない人は入居お断り」という驚きの条件で猫との共生を極めたハウジングブランド「ねこ大家」の記事です。大阪を拠点に、自ら36匹もの保護猫を譲渡した経験を持つ不動産のプロ・池田さんによる“究極の猫ファースト”な住まいづくりが大きな話題を呼びました。
当初は「大の猫好き」というわけではなかった池田さん。活動の原点は、空き地の子猫を見過ごせなかったことでした。救いたい一心で36匹の命を繋ぐなか、最大の壁が「猫可物件の少なさ」だと痛感。ならば不動産の力で受け皿を増やそうと、脱走防止扉や可変式キャットウォーク、あえて独立させたキッチンなど、猫の習性を熟知したモデルルームを完成させました。
この挑戦は単なる慈善活動ではありません。猫可物件がビジネスとして成立し、大家さんの「資産価値の向上」に繋がることを自ら証明しました。記事では、活動の始まりとなった5匹の子猫の姿など、心がきゅっと掴まれる画像も多数紹介されています。かわいい姿を愛でながら、ぜひ物語を読み進めてみてください。
第2位:パリの美術修復家がセルフリノベした43平米アパルトマンが素敵すぎる! “道端で拾ったもの”で自作した「侘び寂び」空間 パリの暮らしとインテリア[21]
(撮影/Manabu Matsunaga)
2位は、パリの美術修復家エドワーさんのアパルトマンを取材した記事です。43平米の住まいは、自ら3カ月かけてフルリノベーションしたもの。
室内を整える際、エドワーさんは「風景を見るような気持ち」で、オブジェが最も良い状態で居られる場所を探すといいます。しっくりこなければ、仏像の足元に現代アートを添えてみるなど、違和感がなくなるまで根気強く置き換えを繰り返す。その審美眼が、国籍も時代も異なるものたちを一つの物語へと編み上げています。
記事では、畳以外はすべて拾い物で自作したという驚きの「日本コーナー」も紹介。エドワーさんにとって、家にある一つひとつは「飾り」ではなく、日々に欠かせない「生活必需品」です。その視点に触れると、私たちも自分の家にあるものたちをもう一度丁寧に見つめ直したくなってきます。
第3位:「SUUMO住みたい街ランキング2026」発表!23区北側“東京ノース”と千葉・茨城のコスパ優秀駅が支持される理由とは?
(撮影/リクルート)
続いてご紹介するのは、最新の「SUUMO住みたい街ランキング2026」の結果を解説した記事です。横浜や大宮といった不動のトップ層が依然として強い支持を集める一方で、注目は、23区北側の北区・板橋区・練馬区などを指す「東京ノース」エリアの躍進です。
都心へのアクセスと住居費のバランスの良さはもちろん、何よりその地域らしい個性を磨いた街の姿が魅力的です。十条銀座やハッピーロード大山といった活気ある商店街や、デザイン性が高く居心地の良い図書館など、地元に根ざしたインフラが充実。単なる「穴場」を超えた、独自の豊かな暮らしが多くの支持を集めました。
また、千葉・茨城エリアの「船橋」や「つくば」も大きな存在感を放ち、過去最高位を更新しています。その背景には、都心の地価上昇がワンテンポ遅れて波及するエリアならではの割安感があります。納得感のある予算で、理想のライフスタイルを賢く実現できる実力派エリアへの注目は、今後さらに高まりそうです。
第4位:団地の怪「ベランダに焼きそばが!」空から食べ物が降ってくる珍事件! 犯人捜しより有効だった“管理組合の解決法”【ポンコツ理事長奮闘記7】
(イラスト/てぶくろ星人)
4位は、ベランダに焼きそばやフルーツ缶が降ってくるという、衝撃的な隣人トラブルを綴った連載記事です。築40年超の団地で理事長を務めた筆者が直面したのは、犯人捜しでは解決しない、令和の団地トラブルへの向き合い方でした。
空から自宅のベランダへと食べ物が降ってくる。このような異常事態では犯人捜しや原因究明に躍起になりがちです。しかし、大切なのは感情的な追及ではなく、どう事態を収束させるかという冷静な「対処」。証拠写真を添えた掲示板での説明や議事録への掲載といった組織的なアプローチが、結果的に迷惑行為を抑止する大きな力となりました。
解決の過程で、それまで付き合いのなかった住人同士に「問題を共有する仲間」としての連帯感が生まれたことも見逃せません。トラブルへの冷静な対処法と、そこから生まれた新しいご近所付き合い。しなやかで賢い「住まいの処世術」を教えてくれる一編です。
第5位:NYタイムズ選出「行くべき場所」富山市は、“なにもない日常”が究極すぎる街。きときとな魚に野菜、立山を望む街並み…当たり前レベルの高さに迫る
(写真撮影/竹田泰子)
5位は、米ニューヨーク・タイムズ紙が全世界から厳選する「2025年に行くべき52カ所」に富山市が選ばれた快挙を受け、その理由を分析した記事です。地元の人々が「なんもないちゃ(なにもない)」と謙遜するこの街が、なぜ著名な海外メディアの目に留まったのか。その背景には、驚くほど高い「日常のレベル」がありました。
立山連峰を望む景色や新鮮な魚介など、富山では当たり前の風景は、外から見れば究極の贅沢。記事では、コンパクトシティの利便性や市民に愛される図書館、移住者が語る居心地の良さなど、多角的にその価値を紐解いています。
「なにもないのではなく、必要なものは全部ある」という移住者の言葉通り、飾らない日常こそが至宝。当たり前すぎて見落としがちな幸せを再発見させてくれる、富山市の奥ゆかしい魅力が詰まった一編です。
住宅ローンの金利上昇、どう防衛する?|戸建ての修繕費は30年で1200万円!|「変動か固定か」【フラット35】の今
第6位:物価上昇と金利上昇のダブルパンチ!住宅ローン利用者のお悩みと返済プランの見直し策を徹底解説
(画像/PIXTA)
6位は、金利上昇トレンドにおける住宅ローンの見直し策を解説した記事です。ローン契約時に超低金利で借りている変動金利型の利用者にとっては、金利上昇が物価高とのダブルパンチとなり、家計への負担感が増しています。
2025年の調査では、金利変動時には約7割の世帯が住宅ローン返済の見直しを検討するとしており、具体策として「繰り上げ返済」に関心が集まっていることが分かります。ただし、将来必要な貯蓄を返済に回しすぎると、ライフプランに影響する可能性も。
先のことは分からないと放置せず、金利や住宅ローンの仕組みに関する正しい知識を持ち、長期的なマネープランを検討すること。記事では困ったときに選べる選択肢を狭めないよう、早めに動いて備えることの重要性を伝えています。
第7位:一戸建ての修繕費用、30年で約1200万円も!マンションよりもメンテンナンス費用がかからないは間違い?長期的な修繕費用の積み立てが必要
(画像/PIXTA)
7位は、一戸建ての維持管理にかかる「修繕費用」の実態を解説した記事です。住まい選びの際、「一戸建ては管理費や修繕積立金がないからランニングコストが低い」と考える方もいますが、それは大きな間違い。実際には、マンションと同じように修繕費を検討しておく必要があります。
最新の試算によると、築後30年間に必要な修繕総額は約1200万円にものぼります。これは5年前の試算(約876万円)と比べて約1.4倍に増加しており、建築資材価格や人手不足による工事費の上昇が要因となっています。
マンションと異なり、一戸建ては所有者自身が修繕の時期や内容を判断し、資金を準備しなければなりません。「修繕は不要」と思い込まず、将来の雨漏りや設備の故障に備え、長期的な視点で計画的に積み立てていくことの大切さを伝えています。
第8位:変動金利型の金利上昇で【フラット35】の申請が増加!? 全期間固定型を選んだほうが良い?
(画像/PIXTA)
8位は、全期間固定型ローン【フラット35】の申請数が前年同期比で約1.5倍に急増した現状を分析する記事です。6位から8位までは、金利上昇や修繕費といった「住まいのマネーとライフプラン」に直結する記事が連続でランクインしました。
背景にあるのは変動金利の上昇です。さらなる金利アップを懸念し、返済額を確定できる固定型へ関心が移る実態がうかがえます。しかし記事では「どちらが得か」という損得勘定だけで選ぶ難しさも指摘されています。
大切なのは、家計の余力や「金利変動を気にするのがストレスか」という自身の価値観。低金利な変動型で利息を抑え運用に回すか、固定型で安心を買うか。完済まで正解が分からないからこそ、長期的なマネープランに基づいた、自分に合う選択の重要性を伝えています。
第9位:【慶應義塾大学】一人暮らし賃貸の家賃相場ランキング2026年! 日吉&三田キャンパス周辺のクチコミ&オススメ情報
(画像/PIXTA)
9位は、大学周辺の家賃相場とともに、納得感のある住まい探しのヒントを凝縮した記事です。日吉や三田周辺にスポットを当てていますが、その視点はこれから新生活に向けて住まいを探す方に役立つ情報といえます。
なかでも不動産会社店長による「学校に近すぎると友人のたまり場になりやすく、遠すぎると通学が面倒になるため、20分ほどの範囲で探すのもいい」といったアドバイスは非常に実用的。また、実際に住んだことがある人のクチコミもふんだんに紹介されており、スーパーの利便性や夜の雰囲気など、駅周辺の暮らしがリアルにイメージしやすい構成です。
この春に新生活をスタートする予定の方は要チェック。家賃という数字だけでなく、日々の暮らしの質まで見据えた住まい選びのヒントとなる一編です。
第10位:外国人留学生の“住まい探しの壁”、空き家シェアハウスで解決!累計23拠点、10年放置物件も満室に変えた京都「ハチノジ」の挑戦
(画像提供/ハチノジ)
10位は、京都の空き家問題と留学生の入居困難という2つの課題を掛け合わせ、シェアハウスとして再生させる取り組みを紹介した記事です。
保証人の確保や言葉の壁といった留学生の困りごとを解決すると同時に、空室課題を新しい価値に変換。10年以上放置された物件を満室に変えるなど、不安を抱える大家さんにも寄り添う仕組みを構築しています。地域住民との交流拠点としての役割も担い、単なる場所の提供を超えた価値を生み出している点が特徴です。
日本中の遊休資産をバリューアップし、空き家を地域と人を繋ぐ拠点へと再生させるこの試み。社会課題の解決と事業の持続性を両立させる、住まい活用の可能性を示す事例です。
以上、2月の人気記事を振り返りました。今月は、「猫ファースト」な住まいの事業化モデルやパリの生活から得る暮らしの哲学、海外メディアが注目する富山の魅力再発見など、これまでの枠にとらわれない新しい視点に出会える記事が並びました。
住まい選びは単なる数字や条件の比較だけでなく、自分らしい心地よさを追求し、納得できる場所を自ら耕していくプロセスでもあります。お届けした記事が、皆さまの新しい一歩や、日々の暮らしを形づくるヒントとなりますように。来月のSUUMOジャーナルもぜひご期待ください!

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