●調査内容:田町の人気店『芝浦ホルモン』が、新宿西口に3店舗目をオープン。ほとんどの客が注文する「名物レバ焼き」を堪能してきた。
ホルモン好きなら知らない人はいない、昭和29年創業の『芝浦ホルモン』。品川の食肉市場から朝イチで仕入れる新鮮なホルモンをウリにしています。歴史が深い分、食肉業者との関係も深く、仕入れ力はバツグン。一般的なホルモン焼き店とは一味違うホルモンを提供しています。

そんなホルモンの名店がこの度、新宿西口エリアにオープン。噂を聞き付け、早速食べに行ってきました。
開業間もないのにもかかわらず、新宿でも人気ぶりは健在。月曜日の来訪でしたが、満席御礼といった様子で予約しておいて正解でした。
厨房の慌ただしさも大衆酒場の魅力で、活気あるやりとりにお酒も進みます。さて、まずはドリンクと一品料理で胃袋の準備を始めるとしましょう。
『芝浦ホルモン』を味わい尽くすには?

まずは、大衆居酒屋でも人気の凍らせた「キンミヤ焼酎」をクラッシュして作る「レモンサワー」を。シャリシャリ感と冷たさが良い感じです。

ブロック状にカットした大きな豆腐に負けず劣らず、プリップリの牛モツがゴロゴロ入っています。ピリッと辛みのある大根おろしが良い仕事をしています。

さてお待ちかねの焼き物は、「名物レバ焼き」から。『芝浦ホルモン』と言えばこのメニューです。1皿160gと大衆居酒屋らしく、ボリュームもばっちり。

数十頭に1頭しか取れないという「白レバ」で、臭みゼロ! フォアグラと評されることもあるくらい、クリーミーで濃厚です。水分をしっかり保ったツヤツヤのレバは、神々しさすら感じます。

表面を炙ったら、あとはお好みで火からおろし、ネギを絡めていただきましょう。臭みゼロ、クリーミーで旨みも濃厚です。『芝浦ホルモン』に来たら、レバは絶対に注文しましょう。刺しもいけるくちでしたら、欠品も珍しくないという「レバ刺し」もおすすめです。

さて、次も人気メニューの「味噌ホルモン(牛小腸)」。

こちらもプリプリ! 特製の味噌ダレで味付けされていますが、しょっぱすぎないので、ホルモンのおいしさを堪能できますよ。このレベルの牛小腸は、このお値段ではなかなかお目にかかれません。
後ろに座っていたお客さんは、珍しい「ツラミ(牛頬肉)」や、「ハラミ(牛横隔膜)」を注文していて、こちらもおいしそうでしたが胃袋が限界を迎えました。次に来る楽しみにとっておきたいと思います。人気店ゆえ、来店の際は予約が安心です。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●SHOP INFO
店名:新宿焼肉 芝浦ホルモン
住:東京都新宿区西新宿7-10-6 西新宿小林ビル1F
TEL:03-6908-8841
営:月~金、祝前日: 16:00~翌1:00(料理L.O. 0:00、ドリンクL.O. 0:30)土、日、祝日: 15:00~翌1:00(料理L.O. 0:00、ドリンクL.O. 0:30)
休:なし