●元体操選手で、跳び箱世界記録保持者の池谷直樹さんがたこ焼きキッチンカー「池谷直樹の跳びたこ」をオープン。その味を確かめに行ってきた!
元体操選手で、跳び箱23段の跳躍を実現し、今日もなお世界記録保持者として知られる池谷直樹さん。
その名も『池谷直樹の跳びたこ』。話題性は十分ですが、気になるのはやっぱり味。今回はその味を確かめに、池谷さんのキッチンカーまで食べに行ってみました!
池谷さん自身が焼き上げることも多いたこ焼き

向かったのは、キッチンカーの出店先のイオン相模原店。お店の中には2名の男性スタッフがいます。そのうち、真剣な表情で下を向き、たこ焼きを焼き続けているのが池谷さんでした。『池谷直樹の跳びたこ』では池谷さん以外のスタッフが調理することもあるようですが、このようにけっこうな割合で池谷さん自身がキッチンカーに立ち、自ら調理しているんだそうです。

たこ焼きのメニューは「オリジナルソース」(6個600円・8個700円)、「出汁しょうゆ」(6個600円・8個700円)、「ねぎ塩レモン」(6個750円・8個800円)、「トリュフ塩」(6個800円・8個850円)の4種類がレギュラー。このほか、池谷さんの跳び箱世界記録にちなんだ23個入りの「世界記録パック(オリジナルソース)」もあります。

せっかくなので筆者は4種のレギュラーメニューをオーダー。というわけでいざ実食です。
薄くパリッとした皮の中で広がるまろやかな生地のたこ焼き

オーダーから数分で焼き上がったたこ焼きはふっくらと仕上がっており、香ばしい香りが漂ってきます。さっそく4種を一つずついただいてみることにしました!

いずれのたこ焼きにも共通するのが、薄い皮に包まれたなめらかな生地。
このたこ焼き、メニューごとに味わいが異なります。「オリジナルソース」は、酸味と塩味が印象的などこか懐かしく感じるようなソース味。「出汁しょうゆ」は、和風感によってたこ焼きの味わいを押し出しています。「ねぎ塩レモン」はスッキリとした口当たりで、これまた美味。さらに「トリュフ塩」は、トリュフの濃厚な香りと塩味によって、どこかオシャレな味わいとなっていました。
「このたこ焼きは僕にとって『ナンボでも食べられるもの』」

いずれのたこ焼きもとにかく美味しく、そしてヤミツキになる味わいでした。『池谷直樹の跳びたこ』は、スタートから半年ほどになりますが、1日200食を売り上げることもあるそうです。実際、筆者が食べている間もひっきりなしにお客さんが買いに来ていました。
池谷さん自身にも話を聞いてみました。
「東京のたこ焼きチェーンさんは、たこ焼きを『焼く』のではなく『揚げる』調理法です。僕としては自分が慣れ親しんだ大阪のたこ焼きの味を、関東の方々にどうしても紹介したいと思い、昨年9月より『池谷直樹の跳びたこ』というキッチンカーを始めることにしました。まだまだ課題はいっぱいありますが、このたこ焼きは僕にとって『ナンボでも食べられる』もの。
●まとめ:池谷さんのたこ焼きは、東京ではなかなかお目にかかれない、池谷さん自身が慣れ親しんだ「大阪の味」が込められたヤミツキの味わいだった!
現在、『池谷直樹の跳びたこ』は、主に週末営業が多いようで出店先なども日によって異なります。最新情報を公式サイトやSNSをチェックした上で、その味を確かめに行ってみてください。池谷さんの熱意が伝わってくる「大阪の味」を楽しめるはずですよ!
(撮影・文◎松田義人)
●DATA
池谷直樹の跳びたこ
https://tobitako.net/