●一皿一皿アラカルトで楽しめる鉄板居酒屋『博多小皿鉄板べっぴんしゃん』が新宿御苑近くに2023年3月3日オープン。新しいスタイルの鉄板焼きの魅力を探ってきた
鉄板焼きというと、コース料理で味わう高級料理店というイメージが強いかもしれません。
気さくに足を運べる、“ネオ大衆酒場”的な鉄板焼き店

格子窓にネオンカラーに光る看板など、ネオ大衆酒場な雰囲気を醸す『博多小皿鉄板べっぴんしゃん』。店内は、鉄板を囲むように作られたカウンター21席、テーブル席が22席あり、友人同士やカップル、夫婦や家族での利用、職場の宴会やグループでの利用など、幅広いシーンが想定されています。
店内もカラフルなタイルを施したり、メタリックな装飾をしたりとモダンでカジュアルな雰囲気。洗練されつつも、肩肘はらずリラックスして鉄板焼きを楽しめるような内装となっています。
おひとり様OK! 有田焼の小皿でカジュアルにいただく鉄板料理の数々

料理は、「博多」と店名にある通り、味噌、醤油、ゆず胡椒などの調味料に加え、店主の兄弟が勤めている福岡の柳橋連合市場にある『右近商店』から鮮魚を仕入れるなど、九州から美味しいものを取り寄せて使用。鉄板調理を担当する女将さんも福岡出身で、女将さんが実際に現地で親しんだ味わいを『博多小皿鉄板べっぴんしゃん』流にアレンジし、有田焼の器で提供しています。

今回は、多数あるメニューの中から、同店に訪れたら“食べて欲しい料理”を4品ピックアップ。どれも美味しいこと間違いなしの料理たちを早速紹介します。

餃子を鶏ガラや豚骨を長時間煮込んだスープで炊いた「博多の炊き餃子」には宮崎の農家さんから仕入れた素材を使った自家製の柚子胡椒を別皿で添えています。濃厚で力強い味わいのスープに、柚子胡椒がピリッと爽やかなアクセントを加えてくれます。

おつまみ人気No.1の「黒毛和牛とネギすき焼き」にも、福岡のジョーキュウ醤油を使用。味が濃い徳島県の「たむらのタマゴ」の卵黄と絡めていただき、最後に卵黄と混ざって余ったタレを一口白米にかけていただきます。

「和牛ホルモンと黒豆もやし」もジョーキュウ醤油をベースにした自家製ダレで調理。噛むほどに甘い脂の味わいが広がるホルモンに、ちょっぴり味噌っぽいコクとスパイシーさを感じるタレ、シャキシャキのもやしとニラの青さがビールを誘います。

〆のおすすめは、大分県日田市のご当地グルメ「日田焼きそば」。店主自ら食べ歩いて研究したオリジナルの「日田焼きそば」は、カレーのようにスパイシーで酒に合う味付けで、お好みで卵黄をトッピングしていただくのもおすすめです。麺の一部がカリカリと香ばしく、鉄板焼き居酒屋ならではの焼きそばに仕上がっています。
鹿児島のお茶を使ったサワーや、福岡のワインショップセレクトのナチュールもラインナップ

ドリンクも九州色満載です。九州の焼酎を豊富に取り揃えるほか、福岡のワインショップ「ヴァンナード」の山田さんがセレクトしたナチュールワインも赤、白、オレンジを日替わり2種類ずつラインナップ。このほか、鹿児島県湧水町にある「野本園」の緑茶を使った「べっぴんしゃん名物緑茶割り」(660円)など、チューハイやサワーも豊富に揃います。
まとめ

取り分ける手間もなく小皿でちょっとずつ良いものを味わえる、鉄板焼きという高級なイメージを覆した普段使いOKな、新感覚の鉄板焼き居酒屋でした。
●SHOP INFO

店名:博多小皿鉄板べっぴんしゃん
住:東京都新宿1-31-16 ヤノビル1F
TEL:03-6457-7887
営:11:30~14:30、17:00~23:00(オープン時2ヶ月間はランチ営業無し17:00~23:00)、土日祝日11:00~23:00(オープン時2ヶ月間は15:00~23:00)
休:なし
https://www.instagram.com/hakatakozarabeppin/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D