●北海道の製パンブランド『日糧製パン』。スーパーに必ず陳列があり、道民の食卓には欠かせないパンです。
北海道のスーパーマーケットにあるパンコーナーでは、首都圏では見かけない製パン会社の商品を目にすることができます。テレビCM「フジパン本仕込み~」でおなじみの『フジパン』は、資本提携した北海道の製パン会社『ロバパン』というブランド名で発売されていますし、北海道を代表する製パン会社として知られている『日糧製パン』の商品も目にすることができます。
創業1946年の北海道に本社を置く『日糧製パン』。現在は『ヤマザキ製パン』と業務資本提携していますが、今もオリジナル商品を展開し、北海道民の食卓には欠かせない存在。

1984年に発売した「ラブラブサンドピーナツ」を皮切りに、毎月22日を「ラブラブサンドの日」に制定し、定期的に新作も発表しています。
そこでおすすめの「ロングセラー商品」をご紹介! 北海道に行っら、ぜひ手にとってみてください。
「ラブラブサンドの日」って何? 人気フレーバーを食べてみた

クリーミーで後味のほろ苦さがやみつきになる「ミルクコーヒー」や、とちおとめを使った「トリプルイチゴ」など、「ラブラブサンド」ならではのフレーバーが人気です。
これが元祖!「チーズ蒸しパン」

さらに、平成の一大ブームを巻き起こしたのが、1990年より発売している「チーズ蒸しパン」です。現在は、様々なブランドからも似たような商品が発売されていますが、「チーズ蒸しパン」の元祖として今も北海道民に愛され続けている一品です。
「ふかし」シリーズは絶対食べて欲しい一品

数ある『日糧製パン』の中で個人的ナンバーワンの商品が、「ふかし」シリーズです。三角形に切り分けた蒸しパンで、プレーンや黒糖、よもぎなど昭和を思わせるなつかしさ。
生地は甘すぎず、しっとり、ふっくら。噛みしめる時のむっちり感もたまりません。蒸しパン系の商品って他のブランドでも見かけますが、“ふかし”に関しては『日糧製パン』のものが一番好き。無性に恋しくなることがあり、小腹が空いた時に食べることが多いです。
調査結果
『日糧製パン』は企業としての歴史も長く、北海道民に長らく愛されてきたブランドです。特に「ふかし」は小腹が空いた時にちょうど良いボリュームなので、ぜひ道中のおともに味わってみてください。
北海道旅行の際は、ぜひスーパーやコンビニで『日糧製パン』の商品を発見してみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)