●「Pasco」が今年、市場参入したミニブレッドシリーズに新作「国産豆と米粉入りブレッド 3枚入」が仲間入り。同市場動向と新作の味わいについて探ってみた。
各大手パンメーカーなどが昨今、力を入れて販売しているハーフサイズの食パンやミニサイズの「バラエティーブレッド」、食べたことがある人も多いのではないでしょうか? 「一斤の食パンでは大きすぎる」、「少量で色々な味を楽しみたい」というニーズの高まりから、市場も拡大傾向にあるようです。
敷島製パン株式会社(Pasco)も2月、この市場に参入したばかり。ミニブレッド市場はこれまで定番と呼ばれるようなシンプルなパンが多かったのですが、Pascoが取り組んだのは「遊び心やトレンド感を取り入れた」パン。

これまで「罪なバターブレッド」や「旨みトマトのピザブレッド」などを展開してきましたが、累計150万個を販売するなど、市場を賑わせています。
今回ご紹介したいのは、新作の「国産豆と米粉入りブレッド 3枚入」。なぜ今、この新作を発表したのか、その味わいは? 探っていきましょう。
第二次米粉パンブームが到来!? 人気の豆パン要素を合わせた新作がおいしい

「国産豆と米粉入りブレッド」は米粉と和素材の豆を掛け合わせた一品。国産小麦の小麦粉、北海道産黒豆のかのこと金時豆のかのこ、福井県産米の米粉を使用しています。
一口食べると、米粉ならではのしっとり、もっちりした食感の中に、ふんわりと広がる豆の甘さが後を引きます。

2種類のカノコは粒のまま現れたり、刻まれたものが散りばめられていました。高級食パンももちろんおいしいですが、普段使いの食卓パンらしい食べた時の軽やかさは、子供から年配の方までどんな世代にも愛される理由だなと感じます。
簡単アレンジ!「ごまとはちみつトースト」

「国産豆と米粉入りブレッド」はそのままでも、バターを軽く塗ってもおいしくいただけますが、Pascoが提案する「ごまとはちみつトースト」が味わい深くてとても気に入りました。
パンを軽くトーストし、蜂蜜を薄く伸ばしてごまをまんべんなく振りかけるだけ。米粉と和素材のパンにはやっぱり、ごまの香ばしさがよく合いますね。
既存商品もよりおいしくリニューアル!

ちなみに既存商品の「罪なバターブレッド」と「旨みトマトのピザブレッド」もリニューアル。「罪なバターブレッド」はジュワッと溢れ出すバターの背徳感によいしれ、「旨みトマトのピザブレッド」はゴロッと入ったダイスチーズ、バジルの爽やかさがクセになります。ピザトーストにしてもおいしいですよ。