●北海道のローカルコンビニエンスストア『セイコーマート』。空前の大ヒットを続ける自社ブランドのカップ麺「山わさび塩ラーメン改」と「山わさび焼きそば」のおいしさを検証してみた。
昨今、『セイコーマート』のプライベートブランド商品で一番気に入っているのが、空前の大ヒットとなった「山わさび塩ラーメン」です。
SNS各所では、「兵器」「食べる催涙スプレー」「すすれば最期」など物騒な言葉が並びますが、むしろ褒め言葉ともとれる禁断の一品。賛否が分かれるほど振り切った味なので、山わさび好きにはたまりません。
公式オンラインショップでも購入可能になっていたので、「山わさび塩ラーメン改」と「山わさび焼きそば」をお取り寄せをしてみました。
勢いよく啜るのは禁止! 北海道産山わさびパウダー入り「山わさび塩ラーメン改」

兵器なんて大げさなと思われるかもしれませんが、調味料にはチキンをベースに魚介の旨みを加えた塩スープに北海道産山わさびパウダーがたっぷり仕込まれています。
チキンベースの塩スープも麺もジャンクなお味。湯気に乗って山わさびの風味がぶわーっと鼻を駆け抜けます。少しでも体内に取り込まれたら最後、鼻から、目から、口から色んなものが出る羽目になりますので、絶対に勢いよくすすってはいけません。絶対です。

誤解しないでいただきたいのが、罰ゲームや笑いとるためだけの商品ではないこと。山わさびの忖度なしの辛さを表現しつつ、味をしっかりまとめ上げているのがこの商品の凄さ。北海道民の山わさび愛が存分に表現されています。
さて、「焼きそば」バージョンが出てからは、こちらにも浮気気味。
見た目はまろやかに見えるけど…「山わさび焼きそば」も実食

見た目が全く辛くなさそうなのが、山わさびの恐ろしさです。アツアツ、出来立てをすすると、はやり喉と鼻腔、目に山わさびのツーンとする辛さが直撃します。こちらも基本的には、“すすらない”ように食べ進めましょう。

時折、麺に絡むかやくのキャベツが甘み強めで最高。山わさびの爽やかさとジャンクな塩味がバツグンの相性で、ご飯にも合う味です。お好みでマヨネーズをちょい足しするのもおすすめ。
調査結果
最近はインバウンド客も増加中なので、北海道らしい土産としても食べてもらいたいですね。道外のみなさんは『セイコーマート』のオンラインショップでお取り寄せできますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)