●東京の下町エリアには長く愛される名店、喫茶、謎のグルメなどがたくさん潜んでいます。2023年に『食楽web』でご紹介した下町グルメでイチオシ6選をご紹介!
東京の東にある下町エリアは、観光に訪れる人も多く、お手頃価格の飲食店で味わえるグルメも大注目です。
そこで、東京都葛飾区在住のグルメライターが厳選した「下町グルメ」の名店をご紹介。2024年の幕開けに、下町さんぽへ出かけませんか?
※下町の名店とグルメ6選はこちら!
・雑賀屋本店の「鶏天太麺そば」
・和光の「ほっけ定食」
・ルミエールの「オムライス」
・たこ焼大ちゃんの「たこ焼」
・愛知屋の「コロッケ」
・鈴屋食品の絶品「うずら豆」
日本一メニューが多い足立区の立ちそば屋『雑賀屋本店』の「鶏天太麺そば」

京成関屋駅と東武スカイツリーライン牛田駅の向かい合う駅の間に位置する『そばうどん 立ち喰い雑賀屋 本店』。テレビ番組にも多く取り上げられ、足立区の立ち食いそば屋ランキングの1位を獲得した店です。

「鶏天太麺そば」は、鶏天の大きさに加えて太麺が特徴。太麺は、もちもち感や風味をより味わうことができます。箸で持つとズシリと重みを感じる鶏天を器に顔を寄せてガブリとかぶりつけば、衣はカリカリのサクサク、汁に浸かった部分はしっとりで、中の肉はジューシー。大きな鶏天と太麺そばの組み合わせの妙を堪能してください。
●SHOP INFO
店名:立ち喰い 雑賀屋
住:東京都足立区千住曙町2-3
営:7:00~23:00
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働く人や地元民の胃をガッツリ掴む根津の定食屋『和光』の「ほっけ定食」

『和幸』があるのは東京メトロ千代田線根津駅から歩いてすぐの大通りを一本入った路地にあります。昔ながらの下町の定食屋といった風情の店です。

大きな盆に1汁6菜が並べられた「ほっけ定食」。ほっけの身はふっくらやわらかく、脂がのっていてジューシーで塩気がたっぷり。ご飯との相性が抜群です。
●SHOP INFO
店名:和幸
住:東京都文京区根津2-28-13
TEL:03-3823-7020
営:11:30~13:15、17:00~21:00
休:土曜
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京成立石で愛される純喫茶『ルミエール』の「オムライス」

京成立石駅から立石駅前通り商店街のアーケードに入って行くと、右手に見えてくるのは30年以上の歴史ある喫茶店『ルミエール』。地元民や立石ラバーがよく利用する店です。

喫茶好きの間で話題の「オムライス」は、手作り感溢れる見た目も味わい深いと評判。玉子は白身と黄身のマーブル模様を描きツヤツヤで、半生部分がとろりと口の中でとろけ、ケチャップの味が馴染んだライスはしっとり。どこか懐かしい老舗喫茶の一皿をどうぞ。
●SHOP INFO
店名:ルミエール
住:東京都葛飾区立石1-20-7
TEL:03-3691-8088
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ツウな呑んべえも太鼓判!京成立石の『たこ焼大ちゃん』の「たこ焼」

京成立石駅から徒歩約1分のたこ焼店『たこ焼大ちゃん』は地元民の小腹を何十年も満たし続けています。店主は道頓堀で修業し、昔ながらの焼き方を続けているのだそう。

濃い目のソースとマヨネーズが混ざり合う、人気の「マヨネーズソース」のたこ焼は、大きめでボリュームたっぷり。食べれば、中はふんわりで、生地は口の中でとろけていきます。ソースとマヨネーズの酸味と甘みのある味に、刺身にも使える新鮮な“たこ”のぷりぷり感がたまりません。
●SHOP INFO
店名:たこ焼大ちゃん
住:東京都葛飾区立石1丁目12−6
営:平日12:00~20:00、土日12:00~19:30
休:水曜
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愛され続ける立石の老舗肉屋『愛知屋』の「コロッケ」

京成立石駅北口からすぐ踏切を渡れば、目と鼻の先にある肉屋『愛知屋』。名物の「コロッケ」は、夕飯のメニューに困った時や小腹が空いた時に買って食べられ、立石民や呑んべえ達に愛されています。

飲み屋のはしご途中に1枚買って食べて行く呑んべえ達の姿があるのも、立石ならではの光景。具は、ひき肉、玉ねぎ、じゃがいもがギュッと詰まっています。一口食べれば、水分を含み、少しまったりした口当たり。じゃがいもが甘く、皮入りの食感が良いアクセントです。ラードで揚げた衣はサクサクと軽くて食べやすく、昔ながらの少し甘めの素朴な味がするコロッケです。
●SHOP INFO
店名:愛知屋
住:東京都葛飾区立石1丁目19-4
TEL:03-3838-7715
営:8:00-19:00 ※揚げ物は昼頃から
休:火曜、水曜 ※揚げ物休みの日あり
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惣菜天国の立石仲見世『鈴屋食品』の絶品「うずら豆」

総菜が盛り沢山の『鈴屋食品』は、立石仲見世入口にあります。銀のバットに入った食品が並ぶ様子が懐かしく、どれもおいしそうでワクワクする食卓の味方です。

店に並ぶ商品の手作り惣菜の調理は、ご主人と女将さんによるもの。特に絶品と言われる惣菜類の味付けは女将さんが行い、その中でも大人気の商品が「うずら豆」です。煮豆の中でも、甘く煮られたうずら豆は半つきにされていることが特徴。ほくほくのうずら豆はあんこのように甘く、豆のざらりとした食感が甘さと共に舌になじんで残り、優しい味にじんわり癒やされます。
●SHOP INFO
店名:鈴屋食品
住:東京都葛飾区立石1丁目18-6
TEL:03-3697-6068
営:10:00~18:00
休:水、木曜
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