●人気すぎてお取り寄せ困難の『湯町窯』の「エッグベーカー」。美味しい目玉焼きが焼けると評判ですが、その実力を検証します。
「人生史上最もおいしい目玉焼きが焼ける」と人気を呼び、お取り寄せも難しい状況が続く『湯町窯』の「エッグベーカー」。昨今は、ふるさと納税の返礼品としても人気の一品です。
大・小2サイズがあり、小は玉子用、大は玉子を焼くだけでなく、グラタンやアヒージョなどに使える丁度よさ。今回は、おいしい目玉焼きを作るために「小」をお取り寄せしました。
なぜ「エッグベーカー」は目玉焼きをおいしく作れるのか

製作するのは島根県松江市玉湯町にて1922年に開窯した『湯町窯』です。江戸時代から伝わる「布志名焼」の伝統を継承する由緒ある窯元。この「エッグベーカー」は、イギリス人陶芸家バーナード・リーチの教えによる陶技とのことで、機能的なデザインと風合いは、令和を経ても色褪せない美しさです。

もちろん調理グッズとしても優れています。熱がじっくりと伝わり、一度温まると冷めにくく、高い保温性を保ちます。
目玉焼きを作るときは、生卵を1個落として蓋をしてから極弱火で5分、火にかけます。火を消して、5分蒸らせば完成です。取っ手が熱くなっていますので注意しましょう。
忙しい朝、電子レンジでも目玉焼きが作れる

余熱で火を入れるので、黄身はむちっと濃厚で、白身は柔らかく仕上がります。
ちなみに電子レンジが使えるのもお気に入りポイント。その場合は、500Wで50秒から1分でOKです。時間がない日でも、おいしい目玉焼きと白ご飯で幸せな朝を迎えられそう! 今年一番買ってよかった一品です。
(撮影・文◎亀井亜衣子)