長さ40cm！日本一長いソフトクリームは倒さずに食べられるのか？

2018年03月15日(木)12:00

全長40cm！って長すぎる！

　ソフトクリームを「美味しい！」と思う瞬間は、何と言っても、一口目の、あの先端の“チョン”とはねたところを、ハフッと口に含んだ時ではないでしょうか。温かい口の中に、冷たいクリームが入ってきて、舌の上でなめらかに溶け、ミルクのコクと甘みがふわりと広がってウットリする瞬間です。

　しかし、もしソフトクリームがとんでもなく長かったらどうなるのでしょう？　その最初の一口目の“チョン”をスムーズに口にすることができるのでしょうか？

　3月1日、東京・原宿にオープンした『LONG！ LONGER！！ LONGEST！！！』は、“日本一長い”をテーマにしたスイーツ＆フードのお店。

店名のとおり、“長さ”にこだわっています。長いメニューは、「ソフトクリーム、ポテト、チュロス、わたあめ」の4種類あり、それぞれ「ロング」「ロンガー」「ロンゲスト」の3サイズあるのです。

　しかもソフトクリームの最長であるロンゲストは、全長40cmもあるというではありませんか。この情報を聞いて、筆者は高校時代にアルバイトでソフトクリームを巻いていた経験を思い出しました。「普通のサイズでさえそれなりにテクニックがいるのに、そもそもそんなに長いソフトを作れるのだろうか」「芯でも入れるのではないか」と疑心暗鬼。それに加え、最初の一口についての不安もあり、「これは確認せねば」とオープン翌日に友人と2人で店に向かったのです。

　場所は、いつも若い女の子たちで混雑している竹下通りの脇道に入ったあたり。

長すぎるおやつを3つ同時注文してみた

　メニューを見ると、「日本一長いセットメニュー」というのがあり、ソフトクリーム、ポテト、チュロスの「トリプルセット」2,000円。せっかくなので3つのロンゲストを見ておこうとそれをオーダーしました。

　すると、店員さんが「3つをいっぺんに出すと、持ちきれないので、ソフトクリームは最後に出しますね」と言います。どういうことかを聞くと、3つとも長すぎるので2人では持ちきれないということのようです。手は4つあるのに？？？

　こちらでは、1つ1つオーダーが入ってから作り、できたてを出してくれます。

その調理過程もカウンター越しに全て見ることができました。

　トルネードポテトの長さはなんと52cm、チュロスは55cm。確かに見たことがないくらい長い！　長すぎます。そしてどちらもアツアツ。チュロスは、甘さ控えめで、油っぽさもあまりなく、とても軽い食感です。トルネードポテトの方はチリ味を選んだので、ピリ辛で、1枚1枚が厚め。食べ応えもあり、こちらはビールにも合いそう。