●食事の支度をスムーズにするおすすめのピーラーを紹介します。

 野菜や果物の皮むきに欠かせないピーラー。

出番の多いキッチン道具ですが、こだわりの一本を用意している家庭は少ないのではないでしょうか? 実は一般的な「T型」に加え、「縦型」を1本導入することで、作業効率が格段にアップするのです。

 そこでT型と縦型、それぞれのおすすめの商品とともに、使い分けのコツをお伝えします。

刃物メーカーの本気の切れ味「関孫六 オールステンレス 鋭角ピーラー 極刃」

買うならこれ!ピーラー2選。“T型”と“縦型”の使い分けで料理の下準備が驚くほどスムーズに
「関孫六 極刃ピーラー」

 まずはおなじみのT型ピーラーから。国内の刃物メーカー『貝印株式会社』の「関孫六」シリーズから発売している「関孫六 オールステンレス 鋭角ピーラー 極刃」です。

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斜め20度鋭角設計で食材に刃が入りやすい

 特徴的なのは、刃を斜め20度にした鋭角設計。力を入れなくてもスッと刃が入り、撫でるような感覚で皮を薄く、滑らかに剥くことが可能です。

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きゅうりや大根のように面が広く、まっすぐな野菜にぴったり

 ちなみに、著者がかれこれ10年ほど使い続けているピーラーと比較すると、断面が薄く、滑らかに切れているのが一目瞭然。きゅうりのでこぼこもまるで無いもののように、引っ掛かりもなく、するっと切れます。調理をするときのプチストレスが解消されるような心地よさ。

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上が「関孫六 極刃ピーラー」。下が一般的なT型ピーラー。断面の滑らかさが違います

 T型ピーラーはきゅうり、だいこんなど広範囲に剝きたい食材や、ニンジンやキャベツの薄切りにも重宝します。

縦型ピーラーの「ツヴィリング ツインキュイジーヌ ピーラー」

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「ツインキュイジーヌ ピーラー」

 ドイツの名門『Zwilling J.A. Henckels(ツヴィリング)』が手がける「ツインキュイジーヌ ピーラー」は、ヨーロッパではおなじみの縦型ピーラーです。特殊刃物鋼を使った刃は切れ味が鋭く、濡れた手でも滑りにくいのが特徴です。

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 縦型は、じゃがいも、にんじん、りんごなど丸みのある食材の皮を剥くのが得意です。

T型は刃が動きますが、縦型は固定されているので細かく動かせます。先端のとがった部分では、じゃがいもの芽取りもできます。

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小回りが利くので、手が小さい人でも扱いやすい [食楽web]

 縦型の使い勝手を知ってしまうと、なんでもこれで切りたくなってしまうほど。「ツインキュイジーヌ ピーラー」は切れ味も良いので、キウイなど柔らかめの食材でも安心して切れます。

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めんどくさい芽取りも縦型なら楽しい作業に

 T型と縦型とで使い分けることによって、余計な労力をかけず食材の下準備ができ、出来栄えも美しくなります。面が広い食材にはT型を、丸い食材や細かい作業には縦型を使って、日々の料理を快適にしてみませんか。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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