●日本一あつい町として有名な埼玉県熊谷市で味わえる、ローカル市場食堂の絶品モーニングとは?
朝から気合を入れてしっかりご飯を食べたいときはありませんか? チェーン店の朝定食もいいですが、日本一あついまち、筆者の地元・埼玉県熊谷市には、“超ローカルな市場食堂でアツアツの朝ご飯を食べる”という選択肢があります!
『お食事処いろは』さんは、秩父鉄道「ソシオ流通センター駅」から徒歩5分ほど、熊谷青果市場、熊谷食品卸売市場に隣接する場外市場食堂街の中にある、昔ながらの風情がたまらない食堂です。
朝早くから市場で働く人たちに合わせて、早朝6時半から営業が始まり、午後2時にはお店を閉めてしまいます。
チャーハン単品を頼んだらラーメンが付いてくる

『お食事処いろは』さんの店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、壁にびっしりと貼られたカラフルな手書きのメニュー札です。
どれも1000円以下のリーズナブルな定食や丼、麺類のメニューがずらり。何度来てもどれにしようか悩んでしまうのですが、そんな豊富なメニューの中でも、「いろは流サービス品」と書かれたメニューは、500~600円の激安価格! 時間限定などの制約はなく、いつでもお安く定食や丼ぶりが食べられます。
とってもお得な「いろは流サービス品」の中で、今回ご紹介するのは、「玉子チャーハン(単品)」です。写真を見て、「ああ、じゃあこれはチャーハンセットなのね」と思われた方、違います。これが500円の「玉子チャーハン(単品)」です。

いろはさんでは、単品炒飯や丼には、お味噌汁かミニラーメンが付いてきます。そう、これはスープ代わりのミニラーメンなんです。
あきらかにミニというサイズ感ではないのですが、朝昼しっかりと食べたい人には、安くて美味しくてボリューミーなこのメニューが、早朝から市場で元気に働く人々のための、まさに「いろは流サービス」なんですね!
玉子チャーハンは、具がネギと玉子だけ、ミニラーメンの具はネギとワカメとメンマだけで、味付けもシンプルで軽めなので、見た目のボリューム感の割に、朝からでもペロリと食べられちゃいます。

このほか、メニューが豊富ないろはさんには、「やんちゃ定食」なんて、名前だけでも食いしん坊がそそられるようなメニューもあります。
今日は朝からしっかりと食事がしたいと思った方は、ぜひ日本一あついまち熊谷のレトロな市場食堂で、アツアツの玉子チャーハンと、ミニじゃないミニラーメンを召し上がってみてはいかがでしょうか。
いろはさんは、混雑していることも多いですが、回転は早いので、あまり待つことはないと思います。ただ、席数が多いわけではないので、多くても4名以下での来店をオススメします。
ちなみに、混雑時は相席になることもあります。あくまで、働く人々のための食堂なので、食後は長く居座らず、サッとお会計を済ませるのがスマートです。
市場食堂のしっかりモーニングで、一日を元気に過ごしましょう!
●SHOP INFO

お食事処いろは
住:埼玉県熊谷市佐谷田600
TEL:048-521-7032
営:6:30~14:00
休:日曜
●著者プロフィール

小林拓朗
「食によるまちおこし」を政策提案している、日本一暑いまち埼玉県熊谷市の若手市議会議員。高校生の頃から食べ歩きが趣味で、47都道府県全て一人旅で食べ歩いた経験を持つ。地元・熊谷市を中心に、埼玉・東京・群馬・栃木の飲食店には特に詳しい。熊谷市観光協会協会員。フードアナリスト2級。
https://www.instagram.com/takuro.k_kumagaya/