●旬の野菜「とうもろこし」の見分け方とおいしい食べ方とは? 今食べてほしいレシピ3品もご紹介!

 夏の食卓に欠かせない“甘い主役”といえば、「とうもろこし」。そのままかじっても、焼いても、スープにしても良い万能な食材であり、自然の甘さに驚かされる、そんな季節がやってきましたね。

 いま出回っているのは、全国の産地から届く夏ど真ん中の露地物。特に北海道産は8月~9月中旬が最盛期で、粒はぷっくり、ひげは茶褐色でしっとりしているものを選んでみましょう。そして、とうもろこしは、買ったその日に調理してしまうのが吉です。

覚えておきたい「とうもろこしの見分け方」

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

 選び方のコツは、ずばり3つ。

 まずは、表皮の色に注目します。しおれてしまっているものよりは、濃くツヤのあるものが鮮度の証。蒸してそのままかじりたい時は、この部分に注目してみましょう。

 次は、ひげ。スーパーで買う時に、なんとなーく邪魔な感じがしていましたが、実はおいしいとうもろこしを見分けるのに重要な部位(しかも栄養豊富!お茶にするのもおすすめ)。茶色でしっとりしていて、本数が多いものは、実のつまりが良いことが多いので、ぜひこのポイントにも注目してみてください。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品
軸の切り口が白っぽいものも新鮮な証拠

 さて、とうもろこしは買った日、すぐに調理するのがポイント。採れたてが一番おいしいので、善は急げ。これまで皮を剥いてから大きな鍋でぐらぐら湯がいていたのですが、ここ数年、電子レンジで蒸すのがベストという結論に行きつき、なおかつ皮付きのまま、ぽーんと電子レンジに入れるずぼらスタイルでOKなのです。

電子レンジでのおいしい蒸し方(1本)

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

◎作り方

1.外側の皮だけを剥きます

2.耐熱容器に乗せてラップなしで、600Wで5分加熱

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

3.粗熱が取れたら皮とひげを手でむく(驚くほどするっと剥けます)

「マヨコーン醤油トースト」の作り方

 先ほどのように一度にまとめて蒸したら、そのまま食べる用と、料理に使う用に分けます。包丁でそぐようにとうもろこしを落としたら、マヨネーズであえて、トーストにオン! 上から醤油を塗って、こんがり香ばしい朝トーストの出来上がり。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

◎材料(1枚分)

・食パン(4枚切り)……1枚
・とうもろこし(蒸したもの)……1/2本
・マヨネーズ……大さじ1
・醤油……適量
・黒こしょう……お好みで

◎作り方

1.とうもろこしは実をそいでおく。

2.ボウルにマヨネーズと醤油を混ぜ、とうもろこしを加えて和える。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品
[食楽web]

3.パンにのせて、はけで醤油を上から塗る。

4.トースターで表面がこんがりしたら完成!

とうもろこしの芯から煮出す「旨味たっぷりコーンスープ」の作り方

 ちょっとひと手間ですが、お店で出てくるような甘いコーンスープを作れます。今の時期は、冷製スープにしてもおすすめですよ。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

◎材料(2人分)

・とうもろこし(生)……1本
・牛乳……200ml
・塩……少々

◎作り方

1.とうもろこしの実をそぎ、芯は輪切りにする

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

2.鍋に牛乳と芯を入れて10分煮る。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

3.芯を取り出したら、とうもろこしの実を加えて5分加熱。

【とうもろこしのおいしい見分け方&食べ方】皮も芯も使える!甘くておいしい夏レシピ3品

4.ミキサーまたはブレンダーで滑らかにしたら、塩で味を調える。

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