●熊本市随一の目抜き通り「下通りアーケード」の路地裏にあるビアバーで、幻の「熊本クラフトビール」を味わってきた。

 1997年、熊本駅近くにオープンしたビアホールから始まった『熊本クラフトビール』。

現在は熊本市東区に拠点を移し、市内唯一のマイクロブルワリーとして、瓶ビールの卸販売を続けています。

 そんな「熊本クラフトビール」の樽生が楽しめるのが、直営のビールバー『OISEAU(オワゾー)』。ここでしか味わえないできたてビールを求めて、ビール好きが足繁く通う人気のお店です。

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた
繁華街にひっそりとたたずむ大人の隠れ家

 熊本市の中心繁華街・下通アーケードから一本路地を入った先に「OISEAU」はあります。木の温もりを感じる店内は、カウンター中心の落ち着いた空間で、まさに大人の隠れ家といった雰囲気です。

 お店を開いたのは、創業者の三男。2人の兄が営む醸造所の味をもっと多くの人に知ってもらいたいという想いから、2015年にバーをオープンしたのだとか。家族のクラフトビール愛がぎゅっと詰まったお店なんです。

ここでしか飲めない!樽生「熊本クラフトビール」

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた
店主の手によって注がれるビールの美しいこと!

 「OISEAU」で楽しめるのは、「ピルスナー」「ダークラガー」「ペールエール」「ヴァイツェン」の4種類(各900円)。すべて醸造所から直送された樽生で、その新鮮さが最大の魅力です。

 暑い夏には、軽やかでスッキリと飲みやすい「ピルスナー」が店主のイチオシ。今回は、おすすめのおつまみと一緒にいただいてみました。

 カウンター越しに注がれるビール。

黄金色の液体に、きめ細かい泡がふんわりと立ちのぼり、その美しさに思わず見とれてしまいます。注ぐ店主のまなざしも真剣そのもの。

 ひとくち含むと、泡のきめ細かさに頬がゆるみ、続く軽やかなのど越しに、体がふっと軽くなるような心地よさを感じました。

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた
ビールに合うおつまみも充実。こちらは「カリーブルスト」(600円)

 ビールのおともには、店主おすすめの「カリーブルスト」(600円)をチョイス。ジューシーなソーセージに、ピリッとスパイシーなカレー粉とケチャップが絶妙にマッチします。ビールがどんどん進む一品です。

運が良ければ出合える!醸造家の気まぐれで作る「限定ビール」

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた
その時々で変わる、手書きのメニュー表

 実は『OISEAU』にあるもうひとつのお楽しみが、いつ出るかわからない「限定ビール」です。

「僕もいつ出るか知らないんですよ」と笑う店主さんいわく、醸造所が気まぐれで仕込む特別なビールだそう。瓶詰めでは販売されず、飲めるのはここだけ。メニュー表に「限定ビール」の文字を見つけたら、迷わずオーダーしてみてください。

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた
親子二代で紡ぐ「熊本クラフトビール」[食楽web]

 熊本で生まれ育まれた「熊本クラフトビール」が、できたてで楽しめる『OISEAU』。親子二代で受け継がれるクラフトマンシップが生んだ1杯を味わいながら、あなたも熊本の夏を満喫してみては?

●SHOP INFO
OISEAU(オワゾー)

住:熊本県熊本市中央区下通2-1-20 ホンダビル1階
TEL:096-353-2110
営:18:00~24:00(23:30LO)
休:火曜

●著者プロフィール

【熊本グルメ】熊本市唯一のマイクロブルワリー「熊本クラフトビール」で夏の至福ビールを味わってきた

徳山理恵(とくやま りえ)

熊本生まれ熊本育ち。

現在は大阪と熊本の2拠点で生活。食と旅が好きすぎて、本業の傍らライター&カメラマンとしても活躍中。地域創生食文化大使1期生・フードアナリスト。https://www.instagram.com/riiiie.t

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