秋が深まると恋しくなってくるのが、心もカラダも温まる煮込み料理。ただし、調理の際は火元から離れられない、また焦げ付き防止に継続的なかき混ぜが必要など、煮込む時間だけでなく手間もかかるのが難点。
ここ数年、そんな悩める料理好きの人から大きな注目を集めているのが、食材と調味料を入れてスイッチオン、あとは料理が出来上がるのを待つだけ……という“ほったらかし調理”。
2025年も、注目のほったらかし調理家電が続々と登場中。そのなかから注目の4品をご紹介します。
自動調理から圧力調理まで何でもこなす一台

冒頭の画像は、ティファールの最新モデル「ラクラ・クッカー プロ 自動調理鍋」。
圧力調理や無水調理を始め、煮る、蒸す、炒める、マッシュ(潰す)など全13種類の調理モードを搭載し、さらにお出かけ前の準備で帰宅時にアツアツの出来たて料理が食べられる「スマート予約調理プログラム」も搭載した高級機。
2~4人分の調理ができる3Lサイズでキッチンに置きやすいコンパクト設計。独自機構の「かきまぜパドル」が食材を自動で鍋底から返しながら混ぜてくれるので、調理はまとめて食材を入れてボタンを押すだけでOKです。
操作は本体側面のパネルで一括管理。調理メニューやタイマーなど各種操作はスムーズかつ簡単。
また、圧力調理で意外と面倒なのが、“鍋内の圧力が下がるまで待つ”こと。これも、「かんたん圧力排出ボタン」を押すだけでスピーディーに圧力を抜くことが可能です。

65種類のレシピが掲載された専用レシピブックが付属し、料理のレパートリーが一気に広がること間違いなし。ほったらかし調理と圧力調理のダブルデビューにも最適の一台です。
●DATA
ティファール「ラクラ・クッカー プロ 自動調理鍋」
価格:4万5600円(税込)
サイズ(約):310mm×326mm×高さ274mm/重さ 約5.3kg
刻む・加熱・攪拌を自動で!「atomico オートシェフポット」

1時間単位で最大18時間後まで設定できる予約モードを搭載した「atomico オートシェフポット」は、出勤前に材料を入れておくだけで帰宅後にできたてのスープや豆乳が完成している……といった、ライフスタイルに合わせた調理が可能な一台。
ほったらかし調理以外の注目ポイントは、本体に内蔵された立体構造のステンレス10枚刃。これが食材を細かくカットし、さらに攪拌と加熱を行うことで、口当たりが良くなめらかなスープやペーストを作ることができます。

40種類のレシピが掲載されたオリジナルのレシピ本も同梱されるので、スムージーやパスタソースなど、手元に届いたその日からさまざまなメニューにチャレンジ
調理時の定格容量は600mlと、2~3人分にぴったりなサイズ感で、スープやお粥をまとめて作ってストックしておくのにも最適。各種操作は本体下部に配された操作パネルでメニューを選ぶだけと非常に簡単。

本体の内側は汚れが付きにくいセラミック塗装加工が施されているほか、水を入れるだけで内部の洗浄を自動で行う「高温洗浄モード」も搭載しているのでお手入れが簡単なのも◎。
●DATA
シービージャパン「atomico オートシェフポット」
価格:9900円(税込)
サイズ:幅135mm×奥行170mm×高さ260mm/重さ 1.2kg
映えるフォルムがキッチンを彩る! BRUNO「オートクックポット」

BRUNOの「オートクックポット」は、パワフルな攪拌力でスープ・ソース系のメニューを手早く調理できる自動調理器。ぽってりとしたフォルムとアイボリーカラーが可愛いですね。
2~3人分にちょうどいいコンパクトな「0.6Lサイズ」と、3~4人分に調理に適した「1.0Lサイズ」の2種類から選べます。
チタンコーティングを施した8枚刃による高い攪拌力でカレーやポタージュ、スムージーなどのニューを手軽に調理できるほか、保温・あたため機能で“出来たての温かさ”をキープ。

操作は本体側面下部の操作パネルで行います。プリセットされたメニューの選択、調理済み料理の温め(1.0Lサイズのみ)、食べたい時間に合わせて調理を仕上げる予約調理機能など、3つのボタンで簡単に設定することができます。

専用のお手入れブラシが付属しており、カッター部分の洗浄もラクラク。で展開されます。
●DATA
BRUNO「オートクックポット」
1.0L:1万2100円/0.6L:9900円(ともに税込)
サイズ:1.0L 212mm×155mm×高さ330mm/重さ 約1.9kg
:0.6L 188mm×135mm×高さ296mm/重さ 約1.5kg
累計出荷台数20万台を突破!レコルト「自動調理ポット」

レコルトの「自動調理ポット」は累計出荷台数が20万台を突破している人気のポット型調理器具。食材を入れた後は、すべて“ポットにお任せ”で、刻む・かき混ぜる・温度調節を自動でこなしてくれます。
スリムでコンパクトなサイズながら約600mlの容量で、スープなら一度に2~4人前の作成が可能。ミネストローネやキーマカレー、生米から炊く中華粥など、こだわりの手料理も手軽に作れます。
材料を細かく刻みながら高温で煮込み&攪拌を行うPOTAGE&PASTE、1分間に1秒程度の短い攪拌を繰り返しながら加熱するSOUP&OKAYU、半解凍した冷凍フルーツや氷を使ってスムージーが作れるJUICE&CLEAN、焦げ付きを抑えながら75℃前後をキープするWARM(温め)、大豆から豆乳&おからを作れるSOYMILKの計5つのモードがあり、さまざまな調理に対応できます。

調理が終わった後は庫内を水洗い&付属のブラシでステンレス刃の裏側までキレイにでき、外側は乾いた布で汚れをさっと落とせば完了と、お手入れもカンタン。
人気料理家のエダジュン氏が監修した本機専用のレシピブックが付属し、新たな料理へのチャレンジも楽しく行えます。
本体のカラーはクリームホワイトとブラックに、新色のモカブラウンを加えた全3色からチョイス可能。シンプルさを極めた外観とスリムなボディ、落ち着きのある色味も魅力です。
●DATA
レコルト「自動調理ポット」
価格:1万3200円(税込)
サイズ:165mm×120mm×高さ233mm/重さ 約970g