これぞ“ザ・讃岐うどん”! 200円の絶品「しょうゆうどん」
『池内うどん』で“アベック”を堪能した後に向かったのが、知る人ぞ知る“セルフ”の有名店。しかも朝9時から11時半までしか営業していないという高難易度なお店です。


とはいえ、駐車場にはすでに車がたくさん。そこかしこに置いてあるベンチには、丼を持ちながらうどんをすする人が多数。やっぱりここでいいみたい。なんとものどかな光景です。早く私もあの仲間に入りたい! 車を降りてほかのお客さんの流れについていくと、どうやら建物の左側は食料品店、うどんは右側で販売しているようです。


お店に入ると、やっとうどん屋さんらしいメニュー表が。といっても、メニューは「しょうゆうどん」のみ。この潔さがまた讃岐っぽい。「大or小」「温or冷」を伝えるとすぐに、丼に入ったうどんを渡されます。


今回は「しょうゆうどん・冷や・小」(200円)を注文。テーブルでしょうゆ、ネギ、しょうがをかけて、丼を持って外へ。ベンチに座って、まずはうどんをいただきます。透き通るように真っ白で、太めのうどん。これぞ“ザ・讃岐うどん”といいたくなるコシの強さ。しっかり水で〆てあるからか、うどんの表面はツルツル、噛むとモッチモチ。そして喉ごしがとにかく良いんです。

市街地から離れていて、うどん屋らしからぬ佇まい、とってもアナログなセルフうどん。驚きの要素ばかりでしたが、味は格別でした。お店のホームページに、団体客向けの案内まであるのも頷けます。香川に行く際にはぜひ一度オススメしたいお店です。ごちそうさまでした!
●SHOP INFO

店名:須崎食料品店
住:香川県三豊市高瀬町上麻3778
TEL:0875-74-6245
営:9:00 ~ 11:30(うどんが無くなり次第終了)
休:水曜日 ※臨時休業有り
駐車場:有り (約25台)
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●著者プロフィール
取材・文/境みなみ
北関東出身、東京在住。ベンチャー系IT企業で営業から事務までやらされている現役アラサーOL。好みのタイプは讃岐うどん! なんだけど、なかなか聖地・香川に行けないのがもっかの悩み。でも、そんなうどん欲を満たしてくれる、早くて安くて美味しくて、ちょっと自慢したくなるお店は東京にもけっこうあるんです。そんな日本のソウルフード「うどん」に魅せられ、今週はどこに行こうと考えるのが一番の楽しみです。