●昭和23年創業の『甘露園』。全国に2名しかいない女性の日本茶鑑定士が新しい日本茶の楽しみ方を提案。
大阪府尼崎にある昭和23年創業の『甘露園』。京都府和束町の良質な茶葉を直接買い付け、自社工場で丁寧に仕上げるという、革新的な方法を確立した老舗のお茶専門店があります。
その中心にいるのが、日本にわずか2名しかいない女性日本茶鑑定士の田村千夏さん。『甘露園』の多くの商品は、田村さんの確かな鑑定眼と豊かな感性によって生み出されています。
大人気シリーズ、愛猫のデザインされた「マルコ缶」
今回お取り寄せしたのは、『甘露園』を代表する商品のひとつが「マルコ缶」シリーズの一つ。誕生の背景には、田村さんの愛猫マルコの存在があります。
田村さんは、「当時はお茶離れが進んでいましたので、まずは手にとってもらう工夫が必要だったんです。ジャケ買いで買ってみたら美味しかった。そこからお茶にはまった、という体験をつくりたかったんです」と商品化の経緯を教えてくださいました。
こうして生まれた「マルコ缶」は、いつでも、誰でも、どこでも美味しくをテーマに、ポットかマグカップサイズの大きめなティーバッグが特徴です。自宅にあるマグカップでたっぷり飲めるのが嬉しいですね。
アールグレイは、カップから立ち上る香りがとても心地よく、ベルガモットの豊かな香りとともに、お茶そのものの香りや甘みを感じられました。柔らかな余韻に包まれ、とてもリラックスした気分に。
そして、『甘露園』の代表する商品が、「カスタムティー」です。煎茶ローズマリー、ほうじ茶生姜ローズマリー、静岡茶などをベースに、オレンジやレモン、キウイの氷砂糖を組み合わせて作る全く新しい日本茶体験ができます。
大きめのカップや600mlのサーバーにお茶とフルーツ氷砂糖を入れ、お湯を注ぐだけで完成。ローズマリーと茶葉の香り、そこにフルーツの香味がマッチします。手軽なのに香り高く、日常のティータイムが一気に華やぐ一品です。
伝統の上に、日本茶への愛、そして遊び心を重ねた『甘露園』の商品は、日本茶の新しい魅力に出会えるものばかり。自分用にはもちろん、大切な人へ心に残る一杯を贈れます。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
甘露園
https://www.kanroen.com/









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