【年末年始のお取り寄せ】甲子園にある“ご飯のお供”の専門店『無添加純正 清左衛門』の「贅沢

●兵庫県の阪神甲子園駅からほど近い、“本物”にこだわるご飯のお供専門店のとっておきのお取り寄せの銘品をご紹介します。

年末年始のごちそうを味わい尽くしたあと、ふと恋しくなるのは、身体がほっとするような滋味深い味わい。

1993年創業のこの店は、「無添加純正」「本物の味」を掲げ、素材選びから調味料まで徹底して“本物”にこだわるご飯とお酒のお供専門店です。

“ご飯とお酒の友”の暖簾が出迎える「清左衛門」の外観

白く爽やかな暖簾をくぐると、手土産にしたくなる佃煮やお惣菜のパッケージが並ぶショーケースが出迎えてくれます。店主の北桂子さんは自身の体調不良をきっかけに食材や調味料を見直し、「安心で安全、そして質の良いものは美味しい」と実感したそう。

北大路魯山人の「材料が悪ければ美味しいものはできない」という言葉に出会い、“材料をごまかさない”という清左衛門の哲学が生まれました。

店内には、ご飯のお供やギフト商品がずらり。贈る相手を思い浮かべながら選ぶ時間も楽しい

年末年始の贈り物としておすすめしたいのが、清左衛門の看板商品ともいえる「贅沢茶漬」です。

杉箱を開けると、穴子、ちりめん、昆布、ごぼうの佃煮が美しく並び、ふわりと広がる杉の香りと整然とした佇まいに思わず息をのむほど。

備長炭で焼いてから煮る穴子、その煮汁で炊いた有機栽培のごぼう、希少な北海道産の天然真昆布、そして天然醸造醤油と純米酒で炊き上げたちりめん山椒。いずれも手間を惜しまぬ職人の手仕事が光ります。

清左衛門の職人技が詰まった「贅沢茶漬・杉箱」（3240円〜1万4140円）はサイズ違いで6タイプあります。※写真は6,480円

余計な甘さを抑えた“凛とした旨さ”が、ご飯の甘みを引き立てるのも魅力。
そのままお茶漬けにすれば、忙しい年の瀬にほっとする贅沢なひとときを過ごせます。

おにぎりの具や年越しそばのトッピングにも合い、「ご馳走のあとのごちそう」という言葉がぴったりです。

ご飯にのせて熱々の煎茶を注げば、忙しい年の瀬にほっとする至福の一杯ができあがり

自分へのご褒美には「贅沢茶漬ミニ」（1,404円）もおすすめ。手を出しやすいサイズ感と上品な佇まいで、気軽に楽しめるのが嬉しいところ。華やかなごちそうのあとに訪れる、しみじみとした幸福感は格別です。

コンパクトながら、清左衛門の味をしっかり堪能できる「贅沢茶漬ミニ」は気軽な手みやげや自宅用におすすめ

「贅沢茶漬」をはじめとする一部のギフト商品は完全予約制です。オンライン販売にも対応しているので、年末年始のお届けを希望する場合は早めの注文がおすすめ。「贅沢茶漬」は、贈る人にも贈られる人にも優しい、年末年始にふさわしい逸品です。

●SHOP INFO
無添加純正 清左衛門

住：兵庫県西宮市甲子園五番町15-16
TEL：0798-49-8898
営：10:30～17:00
休：日曜（正月・GW・夏期休暇は公式サイトにてお知らせ）
https://seizaemon.com/

●著者プロフィール

岸本 暢子（地方創生食文化大使/フードアナリスト）

関西を中心に激安チェーン店からミシュラン三つ星店まで、ジャンルを問わず「本当に美味しいもの」を追い求める。作り手の話が三度の飯と同じくらい好き。日本の食文化、特にお米・ごはんを守りたい。
Instagram：https://www.instagram.com/alco0502/