大晦日の年越しそばを家で食べるか、店で食べるか。それぞれの家庭のルールがあると思います。
いつもは家で家族とのんびりテレビを観ながら食べている、という人も、たまには蕎麦屋さんに出かけてプロの職人さんが手がける至極の年越しそばを味わってみるのはどうでしょうか?
特に東京には、名店と呼ばれる蕎麦屋がたくさんあります。もし気に入ったら同じ店に通い続けてもいいし、年ごとに違うお店を訪問してみる、なんてのも楽しいと思います。
そこでこの記事では、年越しそばが味わえる、2軒の蕎麦の老舗・名店をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
文豪も愛した名店中の名店「神田まつや」
神田の名店『神田まつや』は、明治17(1884)年創業。作家・池波正太郎や落語家・古今亭志ん生など多くの著名人・文化人に愛されてきた老舗の名店です。
例年、大晦日にはこの店で年越しそばを食べたいと願う人で朝から大行列ができることでも知られています。
神田まつやの「もりそば」は、蕎麦粉10:小麦粉2の通称“外二”で打たれた逸品。香りも喉ごしも最高。江戸風の、濃口醤油とかつお節がしっかり効いた、やや辛めのつゆもまた無二の味わいです。
●SHOP INFO
神田まつや 本店
住:東京都千代田区神田須田町1-13
http://www.kanda-matsuya.jp/
江戸前の三大蕎麦の一つ「室町砂場 日本橋本店」
『藪』、『更科』と並ぶ江戸前の三大蕎麦の一角を成す系譜『砂場』。日本橋に店を構える明治2(1869)年創業の老舗『室町砂場 日本橋本店』もその一つです。
室町砂場ではそばの芯だけを挽いた更科粉を卵でつないだものを「ざる」、挽きぐるみ粉等のそば粉を二八の割合でつないだものを「もり」として、2種類のお蕎麦を出しています。
ちなみに、『室町砂場 日本橋本店』は、実は「天ざる・天もり」の発祥店です。天ぷらが入った温かい汁+冷たいおそばという、いわゆる「つけ麺」の形態で提供したのはここが初めて。
老舗の名に甘んじず、一品一品、手抜かりなく丁寧に作り出されるそばと料理は思わず唸る味わい。
広々とした店内は風情たっぷりで、窓から見える庭も素敵です。優雅な気分で年越しそばを味わってみては?
●SHOP INFO
室町砂場 日本橋本店
住:東京都中央区日本橋室町4-1-13 砂場ビル
https://www.muromachi-sunaba.co.jp/
※年越しそばの予約情報は店のHPからご確認ください
※本記事は過去の取材記事を再構成したものです









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