●わざわざ旅に出たくなる名物グルメ。今回は祇園の老舗寿司屋『いづ重』で京都の冬の名物「蒸し寿司」を味わいました。
京都は底冷えする冬の寒さが有名ですが、そんな寒い京都で食べたい冬のグルメが存在しています。それが「蒸し寿司」です。
京都以外ではなかなか見かけないので、大阪在住の筆者としては馴染みがなかったのですが、一度食べるとすっかりハマってしまった蒸し寿司、今年も冬が来たので実際に食べに行ってきました。
風情のある佇まい。祇園の老舗『いづ重』
今回、蒸し寿司を食べにやって来たのは『いづ重』。祇園にあるお寿司屋で、京都を代表する神社「八坂神社」の石段のすぐ目の前に店を構えています。
お店にお邪魔したのが12月初旬ということもあって、エントランス部分の庭ではもみじが紅葉し風情のある雰囲気を醸し出していました。
店内に入ってメニューを探してみると「蒸し寿司」を発見。お重に入った状態でやってきて、ワクワクとした気持ちが高まります。さて、いただきましょう。
これぞ冬の京都の贅沢な逸品「蒸し寿司」
フタをとると、蒸し寿司から蒸気がたちのぼりいい香りが広がります。具材は定番の海老や焼き穴子のほかに、細切りのきくらげや青豆など、少し珍しい具材も並んでいます。
風味豊かな海老、香ばしい穴子は、安定の美味しさ。
お寿司のイカといえば生が基本ですが、蒸されてプリっとした食感に。合間に味わうキクラゲや青豆で食感を楽しめるのも、蒸し寿司の魅力です。
こちらの蒸し寿司、箸を入れると酢飯の間から蒸気が溢れてくるほどアツアツ。『いず重』では蒸し寿司用の寿司飯は一昼夜の間、風に晒すことでお酢の刺激を飛ばしてから調理しているため、食べやすく上品な酢飯に仕上がっています。
また寿司飯の中に穴子や鱧椎茸なども混ぜ込まれ、炊き込みご飯を思わせます。さらにたっぷり乗った錦糸卵が優しい味わいに仕立ていました。
歌舞伎小屋の常連の声で誕生した名物寿司
ちなみに『いづ重』の蒸し寿司は、お店の近くにある歌舞伎小屋の南座の常連が、冬場の芝居中に温かい料理を食べたいというリクエストに応える形で誕生したそうです。
昔のお金持ちの旦那のワガママではありますが、そういう逸話がある名物グルメは一層、味わいたくなるものですね。
お店では、持ち帰り用の蒸し寿司(レンジ調理可能)も販売されているので、冬の京都旅行の際などに立ち寄ってみるのをオススメします。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
いづ重(いづじゅう)
住:京都府京都市東山区祇園町北側292-1
TEL:075-561-0019
営:10:30~17:00
休:水・木曜 ※祝日の場合は翌日
http://gion-izuju.com/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場









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