みんな大好きフレンチフライ。揚げたてはカリカリ、ホクホク、ハフハフ、とっても美味しいけれど、家に持ち帰って食べてみると、しなびてイマイチ。

『AND THE FRIET』は2013年、東京・広尾に年にオープンした日本初のフレンチフライ専門店。その揚げたてがお目当ての人で常に行列ができているお店ですが、それだけではなく、昨年春からテイクアウト用の「ドライフリット」が仲間入りし、じわじわと人気になっているんです。直営店で買うことのできるレギュラー品の他、東京渋谷ヒカリエのアンテナショップやポップアップでしか買うことができない限定品。というわけで、新たな東京土産「ドライフリット」の魅力をご紹介します。

「ドライフリット」は『AND THE FRIET』の揚げたてフレンチフライを自宅で楽しめるように開発されたそうです。そこでまずは、そのこだわりのフレンチフライの美味しさを知るべく、広尾本店に行ってきました。
外はカリッ、中はホクホクの極上フレンチフライ

『AND THE FRIET』の揚げたてフレンチフライは、季節ごとに厳選した6種類の芋に、品種に適したカットをほどこし、低温で1度揚げたのち、高温で2度揚げしているそうです。

まずは定番人気のベルギー産のジャガイモ「ビンチェ」を使ったフレンチフライを一口いただいてみると、周りはカリッとしていて、中がホクホク。まろやかな塩とさっぱりした油のため、すっきりとした軽い味なんです。ちなみに油は、パーム油、米油、ピーナッツオイルを独自に配合した天然植物性オイルを使用。塩はシーソルトを使用しているそうです。
そのままでも十分に美味しいフレンチフライですが、こちらでは、10種類のディップも用意していて、その中から1つ選べます。そのディップも、すべて自家製。たとえばトマトをじっくり煮詰めたケチャップや明太子クリームマヨ、アボカドクリームなど、多種多様な味わいが揃っています。
ジャガイモの美味しさが詰まったドライフリット

さて、いよいよ本題の「ドライフリット」です。こちらもベルギー産のビンチェを使用しているそう。可愛いイラストの袋を開けて、さっそくいただいてみると、もちろんアツアツではありません。しかし、揚げたてのものと同様の形にカットされていて、食感はカリッカリ! ホクホク感はないものの、噛みしめていると、本物のジャガイモの甘み旨みが広がります。
これは確かに、今食べた揚げたてのフレンチフライの“ジャガイモの美味しい部分”をぎゅっと凝縮している印象です。しかもフレンチフライよりもさらに軽くて、いくらでも食べられそう。ビール好きにはたまらない味!

お店の方によると、綺麗な形のポテトを選定し、味付けや袋詰もすべて手仕事で丁寧に行っているそうです。確かに、そんじょそこらのジャガイモのスナック菓子とは一線を画し、もう“本物のポテト感”が満載です。
ちなみに、ドライフリットの限定品や新作を試したい方は、ドライフリットのアンテナショップの渋谷店(渋谷ヒカリエB2)へ。

(撮影・文◎土原亜子)
●SHOP INFO

店名:AND THE FRIET(アンド ザ フリット)広尾
住:東京都渋谷区広尾5-16-1 北村60館1F
TEL:03-6409-6916
営:11:00~21:00 (土日祝10:00~21:00)
休:不定休
店名:AND THE FRIET 渋谷(ドライフリット専門店)
住:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB2
TEL:03-6434-1857
営:10:00~21:00
休:渋谷ヒカリエに準ずる