ヘルシーで栄養価も高いことから、健康意識の高い女性に注目されているのが、ラム肉。ラム肉料理の定番であるジンギスカンは、お酒を飲みながら大人数で食べるものというイメージがありますが、2019年12月18日に新宿歌舞伎町にオープンした『熟成仔羊焼肉 LAMB ONE(ラムワン)』(以下:ラムワン)は、そんなイメージを覆す1軒です。
ラムワンは「女性1人でも、気軽にジンギスカンを楽しんでほしい」というコンセプトでオープンしたお店。席はカウンターのみで、1席ごとに焼き台があるので、まさに「1人焼肉」に特化しているといえます。紙エプロンやヘアゴムなどが用意されているのも、女性にとっては嬉しいポイント。

今回は、実はラム肉の臭みとクセが苦手&1人焼肉未経験の筆者が、試食会に参加してきました。その率直な感想をレポートしたいと思います!
「あいもり定食」は豪勢だけどペロリと食べられる

今回は、「ラム肩ロース」「ごま味噌漬け肩ロース」「特選ヒレ肉」の3種盛りに、十六穀米と焼き野菜、キムチ、スープがついた「あいもり定食」をいただいてきました。
事前に「ラムが苦手な人でも食べられる、臭みのない肉です」と言われていたので、「タレやニンニクで肉の臭みを消しているのかな?」と思っていたのですが、どうやらそうではない様子。話を聞いてみると、クセや臭みがないのは、ニュージーランドの清涼なな水や良質な牧草で12ヶ月まで育った熟成ラム肉を使用しているから、とのこと。「本当にそれだけで臭みがないの?」と半信半疑のまま試食に移りました。
ラム肩ロースはとろける旨さ

まずはプレーンの「ラム肩ロース」を試食。アツアツのお肉を口に入れると、脂の甘みが口の中にふわっと広がります。肉質はとろけるように柔らかく、「これ本当に羊肉?」と疑ってしまうほど。懸念していたあの独特の臭みやクセもまったくなく、羊肉を敬遠していた筆者でもペロリと食べられました。醤油ベースの特製ダレにつけると脂の旨味が引き立ち、ご飯が進みます。
ご飯が進む! ごま味噌漬け熟成肩ロース

続いて、「ごま味噌漬け熟成肩ロース」をいただきました。こちらもプレーンと同様、クセや臭みがまったくありません。
特選ヒレ肉はジューシーな旨味が溢れ出す

最後に、1頭から1000グラムしか取れないという希少部位の「特選ヒレ肉」を試食。厚みからは想像できないほどの柔らかさに驚愕しました。また、「ヒレ肉はカロリーが低いぶんアッサリ」というイメージを覆し、噛むほどに肉からジューシーな旨味が溢れ出します。こちらは少し羊肉らしい風味がありました。とはいえ嫌なクセは皆無なので、苦手な人も美味しく食べられます。
このほか、もっとラムを楽しみたいなら、「スプリングラムチョップ」がオススメです。こちらもクセがなく、柔らかい肉質。肉々しさと、ギュッと詰まったラムの旨味をダイレクトに感じられるメニューです。

女性でも入りやすい雰囲気ではあるものの、席同士が近いため、人見知りの筆者は、最初ちょっと緊張してしまいました。でも、肉を焼いているうちに食事に集中できるように。
ラム肉に苦手意識がある人、1人焼肉に行ってみたいけど勇気が出ない人こそ、ぜひ『熟成仔羊焼肉 LAMB ONE』に挑戦してみてください!
(取材・文◎山崎理香子)
●SHOP INFO

店名:熟成仔羊焼肉 LAMB ONE(ラムワン)新宿本店
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-17-20 第3NKビル 1F
TEL:03-6265-9575
営:11:00~24:00
休:なし