職場から帰宅して、料理をする気力も体力もない…そんなときに身近な食材を使ってちゃっちゃと手軽に作れて、しかも美味しい! そんな男子が喜ぶレシピを、料理研究家・奥田ここさんに教えてもらいます。

「オイルサーディン」といえば、よくスーパーやコンビニで見かけるイワシのオイル漬け。

そのまま食べても美味しいのはもちろん、パンにのせたり、サラダの具材にするなど、アレンジも効く便利な常備品です。

 今回は、そんなオイルサーディンを、カレー風味の焼き飯とともにいただく丼のレシピです。これが超簡単&美味しいのなんの。最高の丼なんです。にんにく・唐辛子・カレー粉を効かせた焼き飯のいい香りに、味見をしているそばから思わずビールを開けたくなりますが、そこはぐっと我慢。焼き飯とともにオイルサーディンを崩しながら一気に食べるのが最高なんです。というわけで、さっそく作り方です。

「カレー風味のオイルサーディン丼」の作り方

究極のクイックめし!「カレー風味のオイルサーディン丼」の作り方

材料(1人分)

・ごはん……茶碗1杯
・オイルサーディン……約50g
・にんにく……1/2かけ
・唐辛子……1/2本
・EXVオリーブオイル……大さじ1
・カレー粉……小さじ1/2
・醤油……小さじ1/4
・塩……ひとつまみ
・胡椒……少々
・赤玉ねぎ……1/4
・(オリーブ……お好み)

究極のクイックめし!「カレー風味のオイルサーディン丼」の作り方

作り方

1.オイルサーディンが冷蔵庫にある場合は出しておく

2.にんにくをスライスし、唐辛子の種を取る

3.赤玉ねぎをスライスし、水にさらす

4.フライパンにEXVオリーブオイルを敷き、にんにく、唐辛子を入れて弱火にかける

5.にんにくが淡いきつね色になったらごはんを入れて炒めていく

6.ごはんが温まってきたら、カレー粉と醤油で味を調え、3.の赤玉ねぎの半量(水気をよく搾ったもの)をフライパンに加え、さらに炒める

7.味見して、塩加減が足りなければ塩を少々振って火を止める

8.茶碗に7.の焼き飯をよそい、オイルサーディン、3.の赤玉ねぎの残りをよく水気を搾ってから盛付け、仕上げに胡椒を振りかければ出来上がり。

究極のクイックめし!「カレー風味のオイルサーディン丼」の作り方

 仕上げに、お好みで、酢漬けのオリーブや冷蔵庫にある漬けものなどをちょっと添えるとアクセントになります。熱々のカレー焼き飯とオイルサーディンの組み合せは、箸が止まらない美味しさ。今の時期なら、赤玉ねぎではなく、みずみずしい新玉ねぎを使うのも最高です。ぜひお試しくださいね。

●プロフィール

奥田ここ

国内外各地の市場を「師」とあおぎ、旬の食材を中心にした和食及びイタリア料理の料理教室を主宰。外国の方の参加や元築地市場内での調理室など、様々な場所とスタイルで開催するほか、各種媒体・広告へのレシピ提供や、食材産地の取材および食に関する話題の企画・執筆に加え、個別の要望に応じた出張料理や料理提案など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
(https://www.instagram.com/kokookuda/)

編集部おすすめ