“おうち時間”が増えたことで、自分で料理を作る機会が増えた人も多いはず。筆者もそのなかの一人で、とくに家でステーキを焼く機会が増えました。
なかでも最近気に入ったのが、「潮山葵(うしおわさび)」というわさび塩です。万城食品が販売するこの塩、30g入りで税別2000円というプレミアムな価格帯なのですが、これまで食べたことのあるわさび塩とはまったく違いました! ステーキだけでなくいろんな使い方ができるので、筆者お気に入りの食べ方をご紹介しましょう。
伊豆産の生の本わさびと瀬戸内産の粗塩をブレンド

潮山葵は万城食品のECサイトのみで購入できるわさび塩で、2018年度には「モンドセレクション金賞」と「OMOTENASHI Selection」を受賞しています。手土産や贈り物にもぴったりな高級感溢れるパッケージで、これだけでもそんじょそこらのわさび塩でないことが伺い知れます。

このわさび塩、伊豆産の生の本わさびを使っていることもあり、冷蔵保存が必須です。また、鮮やかなわさびの色を出すために、わさびの葉も配合しているそうです。肝心の塩は、味のバランスを整えるきめ細やかな塩と、瀬戸内産のシャリッとした食感の粗塩を使用しています。

せっかくなのでそのまま味見してみると、一般的なわさび塩に比べ、辛みはマイルド。それでいてわさびの香りがしっかり感じられ、粗塩のシャリシャリした食感もアクセントになっています。
ステーキとの組み合わせは文句なしのおいしさ

最初に試したのが、ステーキとの組み合わせ。ちょっとのせて食べるだけで、肉の旨みをわさびが引き立ててくれ、特売の肉もちょっとリッチなステーキのように感じさせてくれます!
続いておすすめなのが、餃子×潮山葵の組み合わせ。なかでも肉々しい餃子と合わせれば、ジューシーな肉汁をわさびがすっきりさせてくれるんです。

もっと手軽に使いたいなら、冷奴にのせてみたり、クラッカーにクリームチーズとプチトマトをのせた上にちょい足ししてみるのもアリ。とくに、クリームチーズと潮山葵の組み合わせはお気に入りで、わさびの香りがほんのり楽しめる和風カナッペに変身しました。これなら日本酒やビールのお供にもぴったりです。

ツーンとした辛さではない、爽やかな辛みと香りが楽しめる潮山葵をプラスするだけで、料理がレベルアップすること必至。自分なりの使い方を見つけて楽しんでみてください。
●DATA
万城食品公式オンラインショップ
http://www.banjo-shop.com/shopdetail/000000000266/
●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。