日本人にとって最も身近な和食と言えば、おにぎりがその代表ではないでしょうか。片手で食べられるその手軽さ、具材によって変化するその味わいの彩り豊かさはまさに唯一無二。

老若男女を問わず愛され続ける、まさに日本人のソウルフードといっても過言ではありません。

 そんなおにぎりの専門店が、いま増加中なのをご存知でしょうか? 家のおにぎりが一番美味しいよ、という声も聞こえてきそうですが、それはそれ、これはこれ。プロが作る趣向を凝らしたこだわりのおにぎりもまた、別の料理のように新鮮で美味しいんです。

 冒頭の写真は、2020年5月に東京・中目黒に新店をオープンした『おむすび ごっつ食べなはれ』の一品。厳選された国産素材だけで作られており、多くの人々を虜にし続けています。オススメは「おむすびセット」。ワンコインで、好きなおにぎり2つに唐揚げ、玉子焼き、漬物が付いたお得なセットです。

 オススメの組み合わせは、和歌山県産の紀州南高梅を使用した「梅干し」(写真右)と天然紅鮭を使用した「紅鮭」(写真左)。それぞれの素材の旨みに加えて、新潟県長岡の特別栽培米「こいしぶき」の甘みと弾力を、白米・玄米で楽しめます。

ズワイガニの香りがたまらない炊き込みおにぎり

プロが握ると全然違う! 話題の「おにぎり」専門店3選

 この『おにぎり専門店 NiGiRO』は、人気お弁当チェーン、オリジン弁当を運営するオリジン東秀が2020年6月にスタートした新業態。お惣菜作りのノウハウが光るそのおにぎりが、日に日にファンを増やしています。

 そんなNiGiROの中でも特に注目のおにぎりが、12月2日から期間限定で発売されている「ズワイガニの炊き込みごはんおにぎり」。具材にズワイガニをたっぷり使用しているのはもちろん、ご飯そのものをカニのエキスで炊いており、頬張ればカニの風味が口中を駆け巡ります。

隠し味に加えられた紹興酒も、カニの風味や旨味をより引き立てています。

沖縄生まれのおにぎりにこだわる専門店

プロが握ると全然違う! 話題の「おにぎり」専門店3選

 2020年6月に東京・池袋に一号店をオープンした『ポークたまごおにぎりカフェ』は、沖縄のソウルフード、ポークたまごおにぎりの専門店。スパムと卵焼きを巻いたおにぎりです。オーダーしてからひとつひとつ手作りしているので、いつでも出来たてホカホカ。現在は群馬県高崎市にもフランチャイズ店がオープンしています。

 初めて行くなら、「ポークたまごおにぎり プレーン」がオススメ。ふんわりたまごとスパムをサンドした、ベーシックな一品です。スパムの塩気と、ふわふわたまごのハーモニーがたまりません。ボリューミーなのにいくらでも食べられる、味よし、量よしの大満足おにぎりです。

●DATA

おにぎり専門店 NiGiRO 公式Instagram

https://www.instagram.com/nigiro_pr/

ポークたまごおにぎりカフェ

https://www.p-cafe.tokyo/

おむすび ごっつ食べなはれ 公式Instagram

https://www.instagram.com/omusubi_gottsu.jp/

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