毎日パンを食べる人にとって、バターやジャムは欠かせない相棒です。最近では「カルピスバター」や「グラスフェッドバター」など、一般的なバターよりも値段の張るリッチなものも人気ですよね。
しかしながら、いざトーストに塗ろうとすると、バターが固すぎて塗り広げられなかったり、せっかくのパンがグチャっとつぶれてしまったりすることも……。そこで、『ダイソー』の商品の中から実際に使ってみて便利だと太鼓判を押す「バターグッズ」を3品、ご紹介しましょう!
「直ぬりバタースティック」

初めて夫の実家で朝食にトーストを食べた時のこと。私以外の全員が箱から出したバターをカットはおろか、バターナイフも使わず、ダイレクトにトーストに塗っている姿にカルチャーショックを受けつつも、「ソレ、意外といいかも!」と思ったことがありました。

それゆえ、『ダイソー』で「直ぬりバタースティック」を発見した時は、思わずお義母さんに電話をかけたくらい衝撃でした。
バターを付属の回転台と回転軸に取り付けると、スティックのりの要領でバターをくりだすことができるんです。これがめちゃくちゃ便利。ほどよい力加減でパンがグチャッとすることもなく、ケーキやパイを焼く時には耐熱皿に直接塗ることも可能です。もし衛生面が気になるなら、バターの表面だけ薄くそぎ落として使いましょう。
L字のカッターでバターを四角にカットできる!「バターケース」

市販のバター(200g)を1個そのまま保存できるバターケース。一般的なものとの違いは、バター用の小型カッターが付いている点です。プラスチック製のL字カッターで、一見して心もとない作りですし、かなり地味なのですが、ちゃんと使い物になるのがスゴイ。

1度のカットで20g分が取れるので、そのままトーストに乗せてもよし、バターコーヒーを作る時にはカットしたバターを半分にすれば10gが手早く計れます。料理にも便利ですよね。
ケースの中に収納スペースが作られているので、なくす心配もありません。
本当にバターがふわっとなる! 「ふわっとバターナイフ」

他の量販店なら安くても500円~1000円クラスの“穴あきバターナイフ”です。おろし金のようにバターの表面をなでるだけで、穴からふわふわのバターがとれるという優れもの。200円でゲットできるなら、試す価値アリです。

1つ難点をあげると、ナイフからバターをはがしにくいんです。せっかくふわふわになったバターも、塗る時にまとまってしまい、一塊になってしまうので、手間ですがフォークやスプーンの腹を使ってトーストに乗せると良い感じになります。

少しデメリットもありますが、削ったバターは口どけもよく、軽い食感。ふかしたジャガイモの上にたっぷりかけて食べるのもおすすめです。

余談ですが、余った食パンを冷凍保存するなら、「食パンケース」(110円)が優秀。筆者はラップに1枚ずつ包んでフリーザーバッグに入れて冷凍していましたが、これなら食パンをそのまま重ねて入れるだけでOKなので手間が省けます。
味もラップをしたものと遜色なし。縦置きに収納できるので、庫内のスペースを有効活用できる点もお気に入りポイントです。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/