簡単に作れて栄養価が高いゆでたまごは、普段の料理からダイエット中の食事、時には小腹が減ったときのおやつとしても重宝します。しかし、ゆでたまごの殻むきが苦手と感じている人は少なくないはず。
時には薄皮がうまく取れずにてこずったり、たまごの一部が殻と一緒にむけて表面がボコボコになってしまったりと、ゆでたまごの殻むきは意外とプチストレスが溜まる作業ですよね。
その手間とストレスを解消してくれ、むしろ殻むき作業が楽しくなる商品が100円ショップで売られていることをご存知でしょうか? こちらでは、一度使ったら手放せなくなるゆでたまごの殻むきグッズ「プッチン穴あけ器」と「たまごの殻むき」をご紹介しましょう。
ダイソーを代表するロングセラー商品「たまごのプッチン穴あけ器」

毎月800以上の新商品が発売される『ダイソー』は人気商品の入れ替わりが激しく、品切れ店舗が続出するレベルのヒット商品でも数カ月経てばすっかり落ち着き、忘れ去られてしまうこともしばしば。
そんな中、7年以上ずっと売れ続けているのが、こちらの「たまごのプッチン穴あけ器」。たまごの殻にあらかじめ小さな穴をあけることで、ゆでたまごの殻が簡単に、そしてキレイにむける便利グッズです。
本体を押すと、このように小さな針がでてきます。

割れてしまわないかドキドキしながら、「たまごのプッチン穴あけ器」に生たまごの底を押しつけ穴を開けます。あまり力を入れすぎると殻が割れることもあるようなので、感覚を覚えるまでは、少しずつ力を加えましょう。

「穴が開いたら卵白が漏れ出てくるのでは?」と心配していましたが、不思議と傾けても軽く振ってみても中身は出てきません。
小さな穴を開けることでたまごの薄皮と殻の間に空気が入り、殻がつるんとむける&熱で中の空気が膨張して茹でている途中に殻が割れるのを防いでくれるそう。何度か使ってみましたが、一度も途中で殻が割れることがありませんでした。
ゆでたまごができたので、穴を開けた周辺をコンコンと叩き、ある程度ヒビを入れてからむいてみました。

この通り、殻がつるんとむけました! 気持ち良い~! 薄皮ごとむけるので、たまごもツルツルのまま。
コツなく簡単にむきたいなら「たまごの殻むき」

最近急激に人気が出て、品切れ店舗も珍しくない『ダイソー』の「たまごの殻むき」。筆者も数店舗回ってやっと見つけることができました。
こちらは「プッチン穴あけ器」よりももっと簡単で単純です。ゆでたまごをこの容器に入れ、殻にヒビが入るまで本体をフリフリするだけ!

勢いよく振りすぎるとたまご本体に傷がついたり、潰れてしまったりするので注意してくださいね。優しく数回振れば十分です。
さて、容器から取り出してみました。

たまご全体にまんべんなくヒビが入っています。あとは、好きなところからむいていくだけです。効果やいかに……!

これまた、快感を覚えるほどにペロンとむけます。
これまでゆでたまごの殻むきは面倒以外のなんでもありませんでしたが、このグッズを使うと、むしろ楽しい! つるんとむける感覚がクセになり、もっとむきたい衝動にかられます。
「たまごのプッチン穴あけ器」と「たまごの殻むき」。実際に使ってみると、どちらも結果は同じくらい優秀でした。ぜひお好みで好きな方をお試しください。あまりの気持ち良さにゆでたまごを作る頻度が上がってしまうかも!?
(撮影・文◎佐々木 舞)