取っ手付きのザルは、麺や野菜を茹でるときに便利でも、収納に困るもの。他のボウルとも重ねられないし、戸棚にあたって扉が閉まらなかったら案外厄介なものです。
残念ながら100円とはいきませんでしたが、試してみやすい価格です。その名の通り、取っ手をザルの内側に折りたたむことができ、他のボウルやザルと一緒に収納しやsく、取っ手をいかしてS字フックにかけておくこともできてとても便利です。

直径は15cmで、1人分のラーメンなら十分湯がけるし、もやしなら1袋、ブロッコリーなら1株分しっかり入りました。シンプルな作りですが、ステンレス製でしっかりしていて、調理中も安定感がありました。
使い勝手がよく、ほったらかしで超簡単に蒸し料理も作れる!

まず手始めに、ブロッコリーを茹でてみました。湯切りって単純作業ですが、これが意外と面倒なもの。シンクにお湯を流すときは蛇口から水を流しながらでないとシンクが傷んでしまいますし、思わぬやけどにつながることも。

ですが、最初から「収納便利なザル」に食材をセットして使えば、そのまま茹でられますし、湯切りも鍋の上でちゃっちゃっと済ませられます。残った茹で汁はパスタやマカロニなどを茹でることにも再利用できちゃいます。お湯が冷めてからシンクに流せるので、余計なお水を使わなくて済むのもエコですよね。

小型サイズのメリットで、1人分の蒸し料理を作るのにも最適です。

しかも取っ手を内側に収納すれば鍋のフタをしめられるので、蒸気を逃がさず、短い時間でも根菜にしっかり火が通ります。

お好みでドレッシングをかければ完成! ヘルシーですし、野菜の旨みも逃さないので、最高です。あまりの便利さに、もう1個買い足そうか真剣に考え中……。150円(税抜)以上の働きをしてくれる「収納便利なザル」、買って損はないでしょう!
(撮影・文◎亀井亜衣子)