丸亀製麺に、今年も冷やしうどんの季節がやってきました。蒸し暑い梅雨の季節やこれから来る猛暑には、さっぱりとした冷製うどんで涼しい気分にひたりたいものです。
というわけで6月15日から期間限定で販売されるのは「あさり冷かけうどん」。丸亀製麺では春季限定で温かいあさりうどんを販売し、これは例年かなりの人気を博していますが、冷たいあさりうどんは初登場。

今回は、同時に販売を開始する「青唐おろしぶっかけうどん」と一緒に堪能してきたので、その味わいのほどをご紹介しましょう。
磯の風味が爽やかすぎる! あさり好きなら一度は食べるべし

春季限定うどんが夏仕様となった「あさり冷かけうどん」は殻付きのあさりがドッサリと盛り付けられています。あさり好きなら見ただけで狂喜乱舞しそうなほどのてんこ盛り状態。
まずはつゆを口に含んでみます。あさりの旨みがよく出たスッキリとした味わいで、冷製だからか、くっきりとだしの美味しさが伝わってきます。さわやかな磯の風味が一気に口中に広がり、まるで子どもの頃、夏休みに海釣りや海水浴に行った日のことを思い出してしまうような、どことなく懐かしい気分にもしてくれる味わいです。

プリッとした歯ごたえのあさりを食べつつ、うどんをすすります。うどんの美味しさはいわずもがな。打ちたてで茹でたて、そして冷水でキリッと締められていて、ツルツル・スベスベの歯ざわりと舌ざわり。コシがあり、歯にやさしい弾力のうどんがスッキリしたつゆとよく絡んで実に美味。

そして添えられたワカメがものすごくいい仕事をしています。
ピリリと辛い青唐辛子の風味が広がる「青唐おろしぶっかけうどん」も最高

続いて「青唐おろしぶっかけうどん」をいただきます。うどんの上に大根おろしと青唐辛子、刻みネギ、そしてスダチが添えられたシンプルなうどんです。
箸で青唐辛子をひとつまみ口に入れてみましたが、そのとたん大いに後悔してしまった筆者。とにかく辛い! ビリビリッとした強烈な刺激に襲われます。ハンパない攻撃力の青唐辛子。これは大根おろしやつゆとしっかり混ぜて食べなくては…。

スダチを絞って、よくかき混ぜます。そしてつゆをひと口。辛味は感じますが、ずいぶん緩和されました。
ちなみに、「あさり冷かけうどん」は大・810円、得・930円が、「青唐おろしぶっかけうどん」は大・590円、得・710円があり、テイクアウトも可能です(容器代・1杯30円)。
(取材・文◎松本壮平)