毎年夏になると入手困難となる『カルディ』のロングセラー商品「フィリピンブランド マンゴーピューレ」をご存知でしょうか?
無添加・無糖でマンゴーそのままを味わえる贅沢な内容でありながら、通常価格がなんと500gで248円(税込)と格安。水で薄めるだけで絶品マンゴージュースが出来たり、さまざまな夏スイーツ作りに大活躍します。

周りのカルディマニアたちが「今年も品薄になる前に」とまとめ買いを始めたので、筆者も便乗して4つ購入してきました。
今回は、都内にある老舗レストランのシェフとしてマンゴープリンを作っていた方にレシピをお伺いし、お店クオリティの味を再現してみました。その他、マンゴーラッシーやピューレの保存方法など、余すところなくお伝えします。
火を使わずに出来る! プロ直伝の「ラクラク濃厚マンゴープリン」

◎材料(約6人前、冷蔵で日持ち3日間)
・マンゴーピューレ……1袋
・牛乳……100ml
・生クリーム……100ml
・粉ゼラチン……5g
・オリゴ糖……お好みの量(砂糖でも可)
◎作り方
1.ゼラチン・オリゴ糖をそれぞれケトルで沸かしたお湯で溶いておく
2.大きめのボウルに入れたマンゴーピューレに牛乳・生クリーム・オリゴ糖を投入し、よく混ぜる ※この時に味見をして、甘さの調節をしてください
3.予め溶かしておいたゼラチンをかき混ぜながら、ゆっくりと加えていく
4.器に流し込み、冷蔵庫で半日寝かせれば完成!

濃いマンゴーの味を楽しみたければ、ピューレの配分を多めに、酸味が少し苦手だったりミルキーでリッチな感じが好きであれば、牛乳や生クリームの分量を増やすなどお好みで調整が可能です。
今回は大量に食べたかったということもあり、牛乳と生クリームを倍量にして作ってみました。色味は少し白っぽくなりますが、これでもしっかりとマンゴーの風味を感じられる舌触りの滑らかな美味しいプリンに仕上がっています。家でサクッと作ったとは思えない本格的な味わいに感激!

お店で食べたら1人前500円程度のマンゴープリンが、予算約500円で大量に出来てしまいました。手間も時間もかからないので、これから暑くなる夏のおやつとして、家族みんなで楽しめることでしょう。
混ぜるだけでお店の味! 「マンゴーラッシー」

◎材料(約3人前)
・マンゴーピューレ……半袋
・牛乳……100ml
・ヨーグルト……200g
・オリゴ糖……お好みの量(砂糖でも可)
◎作り方
1.材料の全てをボウルに入れ、よくかき混ぜる
2.氷を入れたグラスに注ぐ

マンゴーピューレが手に入ったら作りたいものとして、マンゴーラッシーを思い浮かべる方も多いでしょう。食欲が落ちる夏でも飲みやすく、お腹にたまるのが嬉しいところです。
普段はインド料理屋さんでしか飲めないあのラッシーも、カルディのマンゴーピューレを使えば、5分もかからず混ぜるだけでカンタンに作ることが出来ますよ。
ピューレの便利な保存法

カルディのマンゴーピューレはパウチされた常温の商品ですが、冷凍保存が可能。500gと結構なボリュームなので、一度で使いきれない場合には冷凍庫で保管しておきましょう。
そんな時におすすめなのが製氷トレー。
次回使用する際に解凍するのはもちろん、マンゴーブロックにヨーグルトをかけて溶かしながらシャーベットとして食べたり、ラッシーの氷として使用すれば薄まらず最後まで美味しく楽しむことも出来ます。アレンジの幅が広がるマンゴーブロック、この夏は是非常備しておいてくださいね。
300円以下で本格マンゴーが味わえるカルディの「マンゴーピューレ」。出来上がりの味のレベルが高いのも、ピューレ自体が美味しいから。本格的な夏がやって来ると売り切れるお店が続出するので、気になった方は早めにゲットしましょう。
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。