パンマニアから絶賛の嵐！渋谷『ヴィロン』の行列ができる「パンモーニング」を食べたらボリューミーで美味しすぎた！

2022年07月18日(月)10:51

パンマニアから絶賛の嵐！渋谷『ヴィロン』の行列ができる「パンモーニング」を食べたらボリューミーで美味しすぎた！

　パン好きなら誰もが憧れる都内屈指の名店『ヴィロン』をご存知でしょうか？　お恥ずかしながら、パンよりご飯派である筆者がその名を知ったのはつい最近。たまたま、パンマニアの知人から「ハード系パンならヴィロンが東京で1番美味しい」と勧められ、さらにその数日後、モーニング巡りが趣味の知人から「行列必至だけど、ヴィロンのモーニングは絶対に行くべき！」とかなり強めに言われたんです。

　気になって調べてみると、グルメサイトなどの口コミには「美味しすぎてほっぺたが落ちる」「もはやここはフランス」「今まで行かなかったことを後悔する美味しさ」など絶賛の嵐。とあるテレビ番組の企画「フランス人が選ぶ日本一美味しいパン屋BEST3」にもランクインしたのだとか。

　そこで、特にモーニングの評判が良かった『ヴィロン渋谷店』に行ってきました。

行列必至！『ヴィロン渋谷店』のモーニングは遅くても30分前には到着を

　モーニングは9時～11時で、11時までに席に着かなければ、モーニングを注文することができません。事前にお店の方に確認したところ、特に週末は行列ができるので、確実に食べたければオープンの1時間前、遅くても30分前には並んだほうが良いそうです。

　お店に着いたら、まずはウェイティングボードに名前を書きます。余裕を持って1時間以上前の7時50分頃に到着したところ、一番乗りでした。土曜に行きましたが、お店の方がおっしゃる通り、30分前の8時半にはモーニング目当ての人たちで店前がごった返していました。

『ヴィロン渋谷店』のモーニングメニューは2種類ありますが、人気は「ヴィロンの朝食」。自慢のハード系パン3種に、選べるヴィエノワズリー1種、フランス産のジャム6種類にハチミツ、ベルギー産チョコレートクリーム。コーヒー（お代わり自由）もしくは紅茶（ポットサービス）がセットになって1650円（税込）です。

　筆者たちを含め、店内のほとんどのお客さんが「ヴィロンの朝食」を選んでいました。

まるでパリ空間！ハード系パンはバゲットの概念が変わる衝撃の美味しさ

　1時間並び、名前を呼ばれて店内に入ると、ここが渋谷のど真ん中だということを忘れられる優雅な別世界が広がっています。

店内にはクラシックが流れ、まるでここはパリ。開店と同時に満席になりましたが、慌ただしい感じや騒がしさは一切ありません。大人の朝食会場です。

　店内を見渡していると、あっという間に飲み物と、セットのハード系パンが運ばれてきました。

　左から、ライ麦を使った「トゥルト」、看板商品「バゲッドレトロドール」、穀物が練り込まれた「セレアル」です。バゲッドレトロドールをそのまま食べると、衝撃を受けるほど小麦の香りが強い。「レトロドール」というフランス産の最高級の小麦粉を使っているからでしょうか……噛めば噛むほど小麦の風味を感じます。外はかなりハード、中はモッチリとした食感でとっても香ばしい。

　トゥルトとセレアルも、素材の香りと味が最高の状態で生かされており、これまで食べてきたパンとは別の食べ物のよう。大袈裟ではなく、バゲットの概念が変わる感動的な美味しさです。

　せっかくこんなに美味しいのでジャムをつけるのがもったいない気もしましたが、なんと、ジャムもまた絶品なのです。