『シャトレーゼ』というと、ケーキや洋菓子を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、大福、饅頭、団子など、実は和菓子もかなり充実しています。
中でも「どらやき」のラインナップは圧巻! 大きさも見た目も味わいも異なる9種類が常時味わえるのです。
これぞ王道の味!「北海道産大納言どらやき」

まず味わって頂きたい、王道を行く本格どらやきがこちらです。自然豊かな山梨県白州町の自社工場で炊き上げた餡を使用することから、皮にはこんがりと「白州庵」の焼き印が押されています。

卵黄やハチミツを加えて焼き上げた皮はしっとりとしていて、まるでカステラのよう。銅釜直火でじっくりと炊き上げた粒餡は、砂糖を控えめにすることで、小豆の風味豊かな餡に仕上げてあるのだとか。甘さを抑えた粒餡の食感もよく、2個くらいペロリといけちゃいそうです。
人気No.1はこれ!「北海道産バターどらやき」

バターの塩気と粒餡の甘さがたまらない、筆者イチ押しの「どらやき」がこちらです。
北海道産バターに沖縄の海水塩を合わせたミルク風味のバタークリーム、生産者限定の北海道十勝産小豆で作った粒餡との相性は抜群。とら模様に焼き上げたふわふわの皮も愛らしく、数あるどらやきの中で人気No.1というのも納得です。
栗餡に秋を感じる「熊本県産和栗どらやき」

西日本一の生産量を誇る栗の名産地・熊本県で作られた、和栗のペーストと刻み栗、2つの栗の味わいを存分に楽しめる一品がこちら。
和栗本来の香りと風味が感じられる栗餡に、しっとり品のある味わいのどらやき皮が調和して、栗好きにはたまらない逸品。濃いめの日本茶と合わせて食べたくなりますね。
変わってるけど旨さが絶妙! どらやきと最中が合体した「もなどら こしあん」

どらやきにしては小ぶりな、ちょっと変わった商品もありますよ。餡を包む上下の皮が異なるのが分かりますでしょうか? その名の通り、どらやきと最中を一度に楽しめる商品になっているのです。

たっぷりのこし餡の中には、滋賀県産の滋賀羽二重餅が使われた求肥が忍ばせてあり、小さめサイズでも満足感大。カステラのようなどらやき皮、上品な甘さのこし餡、もっちり柔らかな求肥、サクサク香ばしい最中、これらの絶妙なバランスが楽しめます。
まさに極上、最上級!「丹波大納言どらやき 極」

9番目のラインナップとして新しく加わったのが、最上級を意味する「極」の焼き印が押されたこちらです。
粒餡に使われているのは、小豆の中でも最高級とされる丹波大納言小豆。京都や兵庫で古くから栽培され、粒が大きく甘味が強い、風味豊かで薄皮で口当たりがよいなどの特長がありますが、生産量が少ないため超が付くほど貴重品。その餡を172円で味わえるなんて、さすが『シャトレーゼ』ですね。

切り口の写真でもわかりますが、小豆の粒が大きいです。餡子の密度も高く、ちょっと大げさにいうなら、餡子そのものを食べているかのよう。甘さを抑えた高級感あふれる粒餡はほんのり塩気も感じられ、餡子好きの筆者もうなる美味しさです。少し薄めに焼き上げた、しっとり品のあるどらやき皮との相性も抜群で、小ぶりですが食後の幸福感・満足感はピカイチです。
ふんわり食感の「北海道バターと自家炊き粒餡のパンケーキ」

商品名こそ「パンケーキ」ですが、食べた感じは「どらやき」そのもので変化球としておすすめしたい一品がこちら。皮は、ふんわりと焼かれたパンケーキ。絶妙な比率で配合した砂糖・小麦粉・卵、そこに牛乳を加えて焼き上げた生地はとっても軽い口当たりです。

塩味をきかせた北海道産バタークリームと、北海道産小豆の風味豊かな自家炊き粒餡を、ふわふわのパンケーキがまとめあげ、とってもやさしい味わいです。コーヒーや紅茶にもよく合いますよ。
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この他にも、「沖縄県産黒糖どらやき餅入り」、「純生クリームどらやき」、「糖質86%カットのどらやき」など、気になるどらやきが目白押し。生どらやきなどを除き、賞味期限が長めなので急いで食べる必要がなく、贈り物にも喜ばれそうですし、通販可の商品も多いです。『シャトレーゼ』の「どらやき」、ぜひチェックしてみてください。
(撮影・文◎池田実香)
●DATA
シャトレーゼ
https://www2.chateraise.co.jp/