ごはんの上にあふれる具材を乗せて完成する「丼ぶり」は、日本の食文化において欠かせない存在です。ごはんと最高に合う具材と一緒に口に放り込めば、ひとたび幸福感に満たされ、かきこみたい欲も炸裂します。
大阪の『阪神梅田本店』では、丼ぶり好きにうれしい「阪神丼フェス」を11月14日まで開催しています。全国丼連盟理事のドン・伊藤氏をスーパープレゼンターに迎え、全国丼連盟がお墨付きを与える「丼ぶり」が登場。北海道や東京、愛知県、地元大阪など厳選したご当地丼や老舗の味、変わり種の「どんぶりスイーツ」まで、計11店舗にてこだわりの丼ぶりが味わえます。
今回、思わず食べずにいられなくなる、おすすめの「絶品丼ぶり」6選をご紹介します。
北海道『十勝スロウフード』の「十勝 牛トロ丼」

まずは全国ご当地どんぶり選手権7年連続入賞した「牛トロ丼」です。北海道産牛を生ハム仕立てで加工した「牛とろフレーク」をたっぷりのせ、アクセントに刻み海苔と刻みネギをトッピングしています。ごはんと牛とろフレークが口の中でとろける旨さは悶絶級!
東京都『大衆酒場 かぶら屋』の「味噌漬け豚丼」

第8回全国丼グランプリの豚丼部門で、初登場にして金賞を受賞した自慢の丼ぶりが登場。千葉県産のブランド豚「東の匠SPF豚」をオリジナル味噌に漬け込んで低温調理加工し、スライスしたものをぎっしり並べています。タレに絡ませて高温で一気に焼き上げることで、香ばしくコク深い味噌の風が引き立ち、ごはんとの相性も抜群。冷めてもやわらかいのが特徴です。
東京都『丼ぶり屋 幸丼』の「幸丼豚バラ炙りチャーシュー丼」

こちらは、10年継ぎ足し続ける秘伝のタレで味付けされたチャーシューの丼ぶりです。厳選された食材で煮込み、バーナーで一気に炙りを入れることで旨みをたっぷり凝縮。全国丼グランプリで2019~2021年の3年連続金賞を受賞しているだけあって、チャーシューの旨さは格別です。
福井県『ヨーロッパ軒総本店』の「ソースカツ丼」

みたら食べずにいられないのが、ごはんの上にどしっと乗った大きなソースカツがインパクト大なこちら。甘みと酸味のバランスが抜群のフルーティーなソースが、カツやごはんに染み込んだ味わいは、幅広い年齢層に親しまれています。
愛知県『鳥開 総本家』の「名古屋コーチン親子丼」

全国丼グランプリ5年連続金賞受賞、全国ご当地どんぶり選手権でも2年連続入賞した「親子丼」。地鶏の王様といわれる名古屋コーチンの肉と卵を贅沢に使うことで、旨みが強く弾力ある鶏肉と、ふわトロな濃厚卵が感動的なマッチを実現しています。
大阪府「すぃーつ食堂むーらん」の「どんぶりスイーツ」

丼ぶりがスイーツに!? 見た目はよく見かける丼ぶりばかりですが、実はこれ、全部スイーツなんだとか。例えば、豚かつがスポンジケーキ、衣はクッキー、卵とじはカラメル風味のジャムソース、ごはんはホイップクリームで仕立てるなど、スイーツ具材でかつ丼を表現しています。見て楽しい、食べて美味しい新感覚のどんぶりスイーツは、食べる価値がありそうです。
●DATA
阪神丼フェス
開催場所:阪神梅田本店 1階 食祭テラス
開催期間:11月9日(水)~11月14日(月)
https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/20221109.html