マカオ半島の「モンテの砦」から徒歩7分程度、今年6月に誕生した「Edinburgh Cafe(愛汀堡咖啡)」。英国をテーマにしたこちらのカフェは、EDBCの愛称で地元の人から親しまれています。
まるで宮殿!こだわりのインテリアに注目

「Edinburgh Cafe(愛汀堡咖啡)」は、スコットランドのエディンバラをモチーフにしたカフェ。

壁に掛けられたクレスト(紋章)はEDBCオリジナルのデザイン、王室の家紋を彷彿させるほど立派です。よく見るとスコットランドを象徴するユニコーンが描かれています。「文化を伝えていこう」という想いが、こういったインテリアの細部にも表れてますね。

両壁には高貴な絵画作品がずらりと並びます。この日普段着で訪れた筆者、正装とまではいかなくとも、もう少しお洒落して来るんだったとやや反省。

見上げるとそこには布天井、伝統織物”タータン・チェック”です。めくるめくスコティッシュ・ワールドが広がります。
優雅な英国ティータイムの始まり始まり

アフタヌーンティーを素敵に演出してくれるのは、美しい絵付けの陶磁器。様々な模様のティーセットが用意されているので、「今日はどの食器が出てくるかな?」と毎回楽しみでもあります。

ダージリンやアッサムなど、豊富な種類の茶葉から選んだのはアールグレイティー。大きめのティーポットはずっしりと重く、二人でも十分楽しめる量が入っています。まずはストレートでそのままのお味を堪能。さすがベルガモットで香り付けされたフレーバーティーの一種だけあり、風味がとても豊かです。

2杯目はレモン、3杯目はミルクを入れて・・・うん、それぞれ違った良さがありますね。
見た目も美味しい、軽食&スイーツ

「アボガド・ツナロール」を始め、ベジタリアンメニューも充実。盛り付け・味・栄養バランスと三拍子そろった、オリジナリティ溢れる料理の数々。新メニューが続々と登場し、リピーターにも常に新鮮な驚きを与えてくれます。

デザートメニューの中で人気なのが「苺のミルフィーユ」、ストロベリーのつぶつぶ食感が楽しめます。甘すぎない大人の味で、フルーティなアールグレイとも相性抜群。
恐るべしマカオの再現力!テーマカフェの実力に脱帽

マカオを旅して感動したことは、”再現力”の素晴らしさ。
「Edinburgh Cafe(愛汀堡咖啡)」
住所:澳門東望洋街23-B萬豐花園地舖
Tel:+853 6345 8855
Facebook:https://edinburghcafe.business.site/
[All photos by Ai Kaneko]