【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】

今回は、大阪にある古民家ゲストハウスおどりにお邪魔してきました! 大阪って、奈良や京都と比べると古民家が少ないイメージ。実際「古民家 縁側 大阪」と検索してもあまり出てこなかったです。


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ザ大阪を感じられる下町に縁側のある古民家宿「ゲストハウスおどり」。ずっと気になっていたところ。場所は美章園。通天閣から一駅のところにあります。泊まる日は私は予定をつめすぎて、夕方の到着。近くに銭湯があるので、旭湯というところへ。大阪三大銭湯といわれていたところらしく建物も立派でした。古いかんじというよりは、洋館のような昭和モダンなかんじで、天井も高く、露天風呂もありました! そのあとは、美章園駅の高架下にあるお好み焼き屋さん「甘辛や」へ。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


大阪に何度か行っているのですが、初めてお好み焼き屋さんでお好み焼きを食べるというベタなことができて満足。さて、おどりですが、ちょっと変わっています。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


玄関がめっちゃ家! 引き戸とかではなくて、人んちに来ちゃったかな? と一瞬、間違いそうになった。それでは入って行きましょう。
玄関の奥が共有のリビングで、そこに縁側があります。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


おどりの庭は、表庭・中庭・坪庭があるんですが、こちらは中庭。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


市松模様の壁が特徴的。さて、今回は家族で泊まったので、2階の個室を予約。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


広々としていてよかったです。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


ちなみに、この部分、2階だと縁側といえるのか? いつも疑問に思っていました。外に出られるから縁側ではないのか。だから、2階にあるのは縁側とは言わないのか。そんなことを思っていたのですが、私が師と仰いでいる大工さんに聞いたところ、ここも「縁側」だそうです。縁側の語源は、縁は家と外の境界のこと言い、側はその辺という意なので、縁側らしいです。

印象的だったのは、ここの古民家をどうやって見つけたの? とおどりの女将さんに聞いたら「不動産屋さんに、自分の思いを熱く語ったら、不動産屋さんの若いお兄さんが頑張って見つけてきてくれた」と言っていて、やはり熱い思いはちゃんと伝わるものだなぁと思いました。

ゲストハウスなので、ご飯は各自で用意するのですが、朝ご飯だけ何も決めてなかったので、女将さんに聞いたら「ここらへんは喫茶店があるから、モーニングがオススメ」と何軒か喫茶店を紹介してもらいました。
そこで、食べた卵焼きサンドイッチがこちら。

大阪下町を堪能できる縁側のある昭和な古民家宿「ゲストハウスおどり」


こういうの食べたかったんで、満足満足。甘いかなと思ったら、しょっぱい系でした。ゲストハウスに滞在している時間は短かったけど、ザ大阪の街を体験できてとてもよかったです。下町らしい大阪を感じたい! と思っている人にはぜひおすすめなゲストハウスです。銭湯もお好み焼きも喫茶店も大阪らしさが詰まっていますよ。

[寄稿者:成瀬 夏実]
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