1年を通して見所満載の京都。知恩院の近く白川沿いには、黒格子の京町家カフェが凛と佇んでいました。
江戸時代から黄金色に輝き続ける〈きな粉〉は、濃く深く香ばしく。
江戸中期、初代北川源左衛門氏が桂離宮横に菓子茶房を開いたのを始まりに、13代後の1934年北川徳次郎氏が「桂華堂」を創業し、日本で始めて煎り大豆を「節分豆」として販売を始めたそうです。選びに選び抜かれた国産高級大豆を使用し、手間をかけて出来上がるのは黄金色に輝く「焦がしきな粉」。一口食べると五感を通して体の中いっぱいにそのコクが広がります。
食べる人と作る人をつなぐ『吉祥菓寮』さんの願い。
きな粉にとどまらず、お菓子作りに欠かせない材料にも熱いこだわりが。北海道の牛乳、大納言小豆、小麦、韓国の無漂白無着色の栗、水の都・京都の豊かな天然地下水で毎日お菓子を作られていて、その詳しい内容は『吉祥菓寮』のホームページ〈素材の旅〉から、生産者の方々の努力、誠実さ、誇りを身近に感じることができます。その汗と喜びが、私たちの味覚を刺激し笑顔となり、当たり前の食材は当たり前ではないことを再確認。
京都ならではのお茶漬けと、色鮮やかな限定パフェ、ケーキ、ソフトクリーム。
現在カフェは「祇園本店」「京都四条店」の2店舗で、カフェ・ランチのほか、和洋菓子・ケーキなどの販売もされています。お食事では、京風白出汁・豆乳出汁・鰹出汁の優しさ満点なお茶漬け。
遠くのあの人にも伝えたい。懐かしいのにひと味ちがう、喜びのおもたせギフト。
シンプルで素材にこだわっているからこその、ひと味ちがうおもたせお菓子も楽しみのひとつです。チョコやキャラメルの生八つ橋や大福、抹茶のロール、きな粉黄身時雨など、一口食べたら忘れられないお味ばかり。
新しく〈きなの宮〉シリーズも登場。室町時代の宮中の女性が煎り大豆を「きな粉」と呼び広めたことをきっかけに、〈優美で上品な華をお菓子に添えてきな粉を伝えたい〉という願いから名付けられたそうです。アーモンドとオートミールの雑穀食感ときな粉チョコの甘味をあわせ持つ「きなの宮サンド」、キャラメルときな粉餡の「きなの宮ミルク万頭」と人気者に。お菓子はオンラインショップでも取り扱われており、また、どこかの催事場でも出会える可能性もあり!
江戸から令和に向かって。その〈想い〉は変わらず〈進化〉を続ける。
江戸から続く〈想い〉の土台は変わらず受け継がれ、きな粉に向ける愛情と真摯さは、その枠からはみ出して、すべての食材素材・作る人・食べる人を繋げていました。
吉祥菓寮の現地ルポは『これぞインスタ映えスイーツ。京都・祇園にある吉祥菓寮のパフェを食べてみた』でも紹介しています!
[All photos by kurisencho]
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『吉祥菓寮』
ホームページ
https://kisshokaryo.jp/
Café&Gift
●『吉祥菓寮 祇園本店』
営業時間:10時~19時(cafe11時~)
住所:〒605-0066
京都府京都市東山区古門前通東大路東入ル石橋町306
TEL:075-708-5608
交通:東西線「東山」駅から徒歩6分
●『吉祥菓寮 京都四条店』
営業時間:8時~19時
住所:〒604-8122
京都府京都市中京区柳馬場四条上ル瀬戸屋町471ピアヌーラ柳馬場1F
TEL:075-211-7733
交通:烏丸線「四条」駅から徒歩10分









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