【金沢ミステリー】文豪・室生犀星を育てたお寺に残る「捨て子を救う迷子石」とは?

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子どものころ、迷子になった経験はありますか? とても怖くて、心細くて、でも必ず助けてくれる大人がいて、最後に親との再会があって。子どもの心に深く刻み込まれる一大事ですよね。そんな迷子を救う石が、石川県金沢市のお寺にあります。あの高名な詩人にして小説家の室生犀星が育ったお寺にある迷子石。今回はちょっとミステリーという話とは違うかもしれませんが、その切ない石を紹介します。
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地名の由来にもなった千日山雨宝院
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犀川大橋

金沢の中心部には片町という商業エリアがあります。その片町からにし茶屋街や通称「忍者寺」のある寺町寺院群に向かって犀川を渡る際、犀川大橋を渡ります。

1924年(大正13年)に完成した長さ62mの橋で、そのたもとに「雨宝(うほう)院」という高野山真言宗のお寺があります。

このお寺は、資料によって建立の年代が異なるのですが、雄勢が諸国を修行して回る中で、現在の三重県にある伊勢神宮で千日参籠(さんろう)を行い、その後に加賀に戻って建立したとも言われています。その年代は1595年(文禄4年)だったり、「寺社由緒書上」では1616年(元和2年)と記されていたり。

千日参籠とは、1,000日間、
<神社・仏寺などに昼夜こもって祈願すること>(岩波書店「広辞苑」より引用)
とあります。その千日から千日山雨宝院の名前が生まれ、その千日山にちなんで、この辺りの町名は千日町と言われるようになりました。

ちなみにお寺の冠に見かける「○○山」とは、中国のお寺に由来する山号(さんごう)です。多くの寺院が山にある中国では、山の名前を寺院の称号として使います。その制度が日本にも入ってきて、平野部に寺院を多く持つ日本のお寺に浸透していったようですね。

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