通りがかりの駄菓子問屋で誰かと間違えられる

浜松といえば餃子ということで、とある餃子屋さんへ向かっていたところ、途中で偶然、駄菓子問屋を見つけました。沖縄の定食屋にあるお箸のような色の外壁が印象的な野中商店。今回の旅は今日が最終日だし、ついでに自分の店の仕入れをして帰ろうと思い、寄ってみました。
「水野さんのところの人?おつかい?」といきなり声をかけられ、なんのことかわからず、とりあえず「いや、埼玉から来たんですが・・・」と返答。それをきっかけに駄菓子屋探訪の話で盛り上がり、ありがたくも取引先のお店を数軒紹介していただきました。気になるのは、やはり会話のきっかけになった「水野さん」。この日、家に帰ることは諦めて、早速向かいます(笑)。
小学校の門の向かいにある好立地の店

JR浜松駅の南口から南西へ700mほどのところにある、双葉小学校。その向かいに「水野自動車工業」という整備工場があり、一部が駄菓子屋になっていました。小学校の門の向かいは、駄菓子屋界では最高峰の好立地。子どもたちがお店と校庭を行ったり来たりしながら、楽しそうに遊んでいます。

店内は動線がロの字に取られた長方形で、棚にはたくさんの駄菓子が。よしずなどの装飾品がなんとなく夏を想起させる内装は、白い壁も相まって爽やかな雰囲気です。特徴的なのはカウンターがないことで、会計時は店主が座るベンチがテーブル代わり。限られたスペースに少しでも多くの駄菓子が置けるように、あえてこうしているとのことでした。