京都や奈良市から約3時間で到着する奈良県吉野郡の天川村(てんかわむら)。標高820mにある洞川(どろがわ)温泉街は、レトロな雰囲気にあふれ、癒やしを求めて年間60万人が訪れます。
メインストリートの行者さん通りには約20軒の飲食店が並びますが、その中で今夏、旅の休憩に立ち寄った「シェアオフィス西友(にしとも)」を紹介します。
夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」...の画像はこちら >>

温泉旅館を改修した「シェアオフィス西友」
天川村の地域おこし協力隊として移住された方が運営している「シェアオフィス西友」。元温泉旅館を改修し、新しくありながらも温泉街に素敵に馴染んだ佇まいです。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

2階はサテライトオフィス、1階は地域食材を使ったチャレンジキッチンとなっていて、挽きたてコーヒーや手作りデザートをいただけます。
地元のおいしいメニューがそろう
夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

1300年以上の伝統ある薬「陀羅尼助」をモチーフに、キハダの実と紫ウコンをブレンドしたスパイシーなクラフトコーラ、コーヒー、大和高原産の和紅茶、下市産のレモングラスティー、キハダ茶葉など、通常メニューや季節のメニューがそろっています(350円~)。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

旅した時は、夏限定で、洞川の名水豆腐 山口屋さんの豆乳を使った「豆乳アイスクリーム」、岡下製麺所の麺を使った「冷やし葛うどん」、地元の名水「ごろごろ水」でつくった地ビール、洞川で栽培されている希少な「夏いちご(数量限定)」が登場していました。


夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

散策の疲れた体を癒やしてくれた「豆乳アイスクリーム」(400円・税込)。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

お豆腐の風味が優しく、甘さはさっぱり、氷のシャリシャリ感が一層涼を運びます。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

洞川の高地で栽培された希少な品種の「夏いちご」(週末限定の小パック300円、平日の大パック500円・税込)。夏に生いちごが食べられるのは、とても珍しいことなのです。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

新鮮な香りと食感で、酸味が強く甘さとのバランスが良い夏いちご。天川川合の直売所「小路の駅てん」で販売されるほか、県内外にも出荷され、天川村の新しい特産品として注目されています。


夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

先程の豆乳アイスにのせると、いちごの甘味と酸味に、まろやかな豆乳アイスがのって、優しいスイーツに。
木のぬくもりにホッとひと息
夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

ドリンクのコースターは、天川村の木からできていて、すべすべと肌触り良くかわいらしい。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

行者さん通りに面した店先は開放的。店内には、大きな木のテーブル席と2人がけの席がいくつもあり、木の温かみに包まれています。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

高地で冷涼なので、秋からは薪ストーブも働いて、寒い日も温かく迎えてくれるようです。

夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

観光情報を入手したり、季節のスイーツやドリンクを味わって、地元の方と交流できる新しい形のカフェ
気軽に立ち寄って、ぬくもりに包まれた休憩をしてみませんか?
シェアオフィス西友
住所:奈良県吉野郡天川村洞川243-2
管理時間:10:00~17:00
電話:0747-68-9051
定休日:水・木・年末年始(12月29日~1月3日)
交通:奈良交通バス「洞川温泉」バス停から徒歩約7分
HP:https://planetoffice.jp/tenkawa/

[All photos by kurisencho]